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Windows 10 重要なフォルダーを完全に隠す方法(ATTRIBコマンド)~隠しファイルのチェックを外しても見えないシークレットフォルダーを作る
Windowsファイルエクスプローラーでは、通常システムに影響を与えるフォルダーやファイルは基本見えないように隠されています。
▼ 必要に応じて隠れているファイルやフォルダーを表示したい場合は、表示メニューから1隠しファイルにチェックを入れることで、例えば、ユーザーフォルダー内のプログラム設定を保存する、デフォルト設定では隠しフォルダである2AppDataフォルダーが見えるようになります。
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|---|---|
▼ 再びファイルやフォルダーを非表示にするには隠しファイルのチェックを外すだけです。
ファイルやフォルダーを完全に隠す
しかし上記の方法だと隠しフォルダーやファイルはいつでも見えちゃうわけです。人に見られたくない重要なフォルダやファイルを完全に隠す方法があります。
あるコマンドラインを使えば、上記の隠しファイル項目と関係なく、ファイルやフォルダーが裏側に隠れて完全に表から見えないようにすることができます。これには以下のファイル属性を管理するAttribコマンドを使用します。
秘密のフォルダーやファイルを完全に非表示にする
ファイルを完全に見えないようにするには、ファイル属性を管理するコマンドであるAttribコマンドラインを使用します。
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ファイルの属性を設定/解除する(ATTRIBコマンド)：読み取り専用にして勝手にファイル内容が変更させれるのを防止する基本構文
コマンド(オプション)の表記は大文字/小文字のどちらでも大丈夫です。指定は半角スペースで区切ります。ファイル属性を設定するには+を、逆に解除する場合は-rオプションを使います。
attrib [+r/-r] [+a/-a] [+s/-s] [+h/-h] [ドライブ:] [パス] [ファイル名] [/s [/d]]
attrib [+r/-r] [+a/-a] [+s/-s] [+h/-h] ファイル名
attrib [+r/-r] [+a/-a] [+s/-s] [+h/-h] ディレクトリ名
Windowsエクスプローラー上でコマンドプロンプトを素早く起動する
▼ その前に、Windowsエクスプローラー上で現在のフォルダーから素早くコマンドプロンプトを起動する方法があります。以下のようにエクスプローラー上のアドレスバーにて対象となる現在のパス(path)の隣の1空白スペースをクリックして選択します。
▼ 反転された現在のパス(path)を2cmdと書き換えキーを押します。
▼ 結果、現在のディレクトリからコマンドプロンプトが立ち上がります。
秘密のフォルダーやファイルを完全に非表示にする
ここでは、以下のフォルダー(etc)を完全に見えないようにしてみます。これには《読み取り専用》《隠しファイル》《システムファイル》の3つの属性を設定することでフォルダーが完全非表示になります。
C:\data>attrib +r +h +s etc 1
属性を設定した後に、再度Attribコマンドを実行してみますと、指定フォルダーに2SHRという属性が表示されています。非表示フォルダーでもコマンドプロンプト上ではAttribコマンドでは表示されるようになります。
▼ Windowsエクスプローラーから確認しますと、指定フォルダー(etc)に1SHR属性が半透明に表示されています。2隠しファイルのチェックを外した後に、再度チェックしても指定フォルダーは表示されません。
▼ 違うドライブのフォルダーを非表示にしたい場合は、以下のようにドライブ: パス ファイル名を順番に指定する必要があります。
C:\data>attrib +r +h +c c:\sys\data\picture 1
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非表示フォルダーを表示に戻す
▼ 上記のフォルダーの非表示設定に使用した＋オプションを-オプションに書き換えることで、非表示になったフォルダーを表示することができます。
C:\data>attrib -r -h -s etc1
ファイルを非表示にする
C:\data>attrib +r +h +s etc\DEC_0177.JPG 1
属性を設定した後に、再度Attribコマンドを実行してみますと、指定ファイルに2SHRという属性が表示されています。非表示ファイルでもコマンドプロンプト上ではAttribコマンドで表示されるようになります。
▼ Windowsエクスプローラーから確認しますと、指定ファイル(DEC_0177.JPG)に1RHS属性が半透明に表示されています。2隠しファイルのチェックを外した後に、再度チェックしても一度非表示になったファイルは表示されません。
▼ 非表示ファイルのプロパティを見ますと、1隠しファイルが灰色になっています。2ボタンをクリックしてみます。
▼ ファイルの属性設定に＋aオプション(アーカイブ)を付けた場合は、1ファイルをアーカイブ可能にするにチェックが付きます。
▼ 非表示フォルダーと同様に、ファイルを表示に戻す場合は、-オプションをつ使います。
C:\data>attrib -r -h -s etc\DEC_0177.JPG 1
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