https://www.billionwallet.com > Windows 10 > コマンドプロンプト(Command Prompt) > デスクトップやドライブ、フォルダー上でコマンドプロンプトを開く《4/4》 - Windows 10
前述では、HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shellの下にサブキーcmd2を作成しました。ここからはHKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Backgroundの下に同様な方法・内容で、shellとcmd2、commandキーの順に新規作成していきます。まず、以下のパス(path)まで移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background
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▼ LibraryFolder\Backgroundのサブキーとしてshellを新規作成します。
HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background\shell
▼ 更にLibraryFolder\Background\shellのサブキーとしてcmd2を新規作成します。
HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background\shell\cmd2
▼ cmd2キーに以下の値を新規作成します。
値1: (規定) ="@shell32.dll,-8506"
値2:"Icon"="imageres.dll,-5323"
値2:"NoWorkingDirectory"=""
▼ 右側の1(規定)の値をダブルクリックし、値のデータのテキストボックスに2@shell32.dll,-8506と入力し、3OKボタンをクリックします。
▼ 次に、Icon値を作成します。右側の1Iconの値をダブルクリックし、値のデータのテキストボックスに2imageres.dll,-5323と入力し、3OKボタンをクリックします。
▼ 次に、NoWorkingDirectory値を作成します。1NoWorkingDirectoryの値をダブルクリックし、2値のデータのテキストボックスは空欄のままにしておきます。3OKボタンをクリックします。
▼ 結果、HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background\shellの下に作成されたcmd2キーの値は以下となります。
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上記で作ったcmd2のサブキー(Sub-Key)としてcommandを新規作成します。
HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background\shell\cmd2\command
LibraryFolder\Background\shell\cmd2のサブキーとしてcommandを新規作成し、そこに以下の値を新規作成していきます。
値: (規定) = "cmd.exe /s /k pushd \"%V\""
▼ 上記と同様な方法で、Background\shell\cmd2の新しいサブキーを作って1commandと名前を付けます。
▼ commandキーの右側の値を編集します。右側の1(規定)の値をダブルクリックし、値のデータ」のテキストボックスに2cmd.exe /s /k pushd \"%V\"と入力し、3OKボタンをクリックします。
▼ 結果、作成されたcommandキーの値は以下となります。
これで長いレジストリ編集は終了しました。早速正常に動作するのか結果を確認してみましょう。上記で設定したレジストリ値を反映・更新する必要がある場合は、PCを再起動してもいいが、一度サインアウトした後に再度ログインしましょう。
▼ 以下のように、デスクトップ上でマウス右クリックしてみましょう。すると、1コマンドウィンドウをここで開く(W)というコマンドプロンプト項目が追加されているのがわかります。クリックしてみます。
▼ 以下のように、デスクトップからコマンドプロンプトが起動されます。
▼ Windowsファイルエクスプローラにて任意のドライブ上でもコマンドプロンプトの起動ができます。
▼ フォルダー上でもコマンドプロンプトは起動できます。
▼ 以下のように、コマンドプロンプトが起動されました。
これで、気軽にどこでもコマンドプロンプトを起動することができます。
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