クイック リンクメニュー

Windows+X クイックリンクメニューにショートカットを追加する

ショートカットキー Windows + Xで立ち上げるクイックリンクメニュー(Quick Link Menu)は、Windowsの一般的な管理、構成およびその他のパワーユーザーツールのショートカットを含む スタートボタンからポップアップするメニューです。

目 次

クイックリンクメニューのグループ分け

▼  Windows + X クイックリンクメニューのショートカットは、以下の3つのグループに分かれています。下部のセクションにあるGroup1、中央のGroup2、上部にあるGroup3のショートカットです。

各グループの詳細内容

▼ 各Groupに格納されているショートカットを確認するために、 Windows + Rキーを押して、ファイル名を指定して実行を開きます。テキスト入力ボックスに1%LocalAppdata%\Microsoft\Windows\WinXと入力し、2OKボタンをクリックします。

%LocalAppdata%\Microsoft\Windows\WinX

▼ 規定では1Group1~Group3のグループがありますが、 Windows + Xメニューの上部にさらにグループを追加する場合は、新しいGroup4、Group5などのフォルダーを作成してショートカットを追加できます。

Group 1デスクトップ、シャットダウンまたはサインアウト
Group 2:設定、エクスプローラータスクマネージャー、検索、ファイル名を指定して実行
Group 3:インストールされているアプリ、電源オプション、イベントビューアー、システム、デバイスマネージャー、ネットワーク接続、ディスクの管理、コンピューターの管理Windowsターミナル、Windowsターミナル(管理者)

▼ このチュートリアルでは、Windows 11の Windows + X クイックリンクメニューにカスタムショートカットを追加する方法を紹介します。

ショートカットを作成する

▼  Windows + X クイックリンクメニューのショートカットを作成するには、まずメニューに追加したい普通のショートカットを作成します。

▼ 3つのGroupのうち、ショートカットを入れたいGroupを選択します。ここでは《Group2》に作成します。空きスペースでマウス右クリックし1新規作成 > 2ショートカットを選びます。

▼ ここではレジストリエディター(Registry Editor)1実行コマンドを入力し、2次へボタンをクリックします。3参照ボタンをクリックして実行ファイル(.exe)を探して入れることも出来ます。

“C:\Windows\regedit.exe”

▼ クイックリンクメニューに表示させたい適切な1ショートカットの名前を付けたら、2完了ボタンをクリックします。

▼ これで《Group2》に1レジストリエディターのショートカットが作成されました。2ショートカットのフルパス(Full Path)をコピーしてメモ帳などに貼り付けておいてください。後ほどクイックリンクメニューのショートカットとして、コマンドラインを実行する際に必要です。

“C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\WinX\Group2\レジストリ エディター.lnk”

ショートカットキーShift+右クリック機能:実行ファイルのパス(Path)を確認する – Windows 10

Windowsファイルエクスプローラー上でファイルが置かれている格納場所のパス(Path)を素早く確認できます… 記事を読む

クイックリンクメニューのショートカット作成のアプリをダウンロードする

▼ Windows開発者のラファエル・リベラ(Rafael Rivera)氏が作成したアプリをダウンロードします。これはクイックリンクメニューにショートカットを追加できるようにサポートするアプリです。

以下の該当サイトURLをクリックして移動します。1Downloadボタンをクリックして《hashlink_0.2.0.0.zip》ファイルをダウンロードします。

https://github.com/riverar/hashlnk/blob/master/bin/hashlnk_0.2.0.0.zip

▼ 上記のダウンロード先が機能しない場合は、当サイトからでもダウンロードできます。以下の《DOWNLOAD》をクリックします。

hashlink_0.2.0.0.zip

Download

▼ 1ダウンロードしたファイル(hashlink_0.2.0.0.zip)を2ZIP圧縮・解凍アプリを使って実行ファイル(hashlink.exe)を解凍し、3フォルダーまたはデスクトップ上に保存しておきます。

コマンドプロンプトでクイックリンクメニューにショートカットを追加する

▼ これで準備が整いましたので、上記で作成したレジストリエディターのショートカット(レジストリ エディター.lnk)に対してクイックリンクメニューに追加します。

コマンドプロンプトを開いて以下の1コマンドラインを実行します。hashlnk.exeのパス(Path)は保存先によって変わります。

“C:\Users\ユーザーアカウント名\Desktop\hashlnk.exe” “C:\Users\ユーザーアカウント名\AppData\Local\Microsoft\Windows\WinX\Group2\レジストリ エディター.lnk”

▼ コントロールパネルのショートカットも作成してみました。

結果を確認する

上記の設定を反映させるためには、以下のFile Explorerプロセスを再起動するか、アカウントをサインアウトして再度サインインするか、PCを再起動して適用します。

▼ まず、Windowsファイルエクスプローラを開いた後に、ショートカット Windows + X キーを押して、1タスクマネージャーを起動します。

▼ 次に、プロセスタブにてWindowsエクスプローラ上で1マウス右クリックし 2再起動をクリックするか3再起動ボタンをクリックします。一瞬、PCが更新されます。

▼ 結果、クイックリンクメニューの《Group2》に1レジストリエディター》項目が出来上がりましたので、クリックしたら正常に立ち上がるはずです。

▼ 上記で既述したように、Group4など別途グループフォルダーを作ってユーザーの好みでショートカットを作成してクイックリンクメニューに追加することもできます。

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