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ユーザーアカウント制御(User Account Control:UAC)は、ソフトウェアのインストールやWindowsシステムの設定と変更などの際に、PCの動作に影響するような予期せぬセキュリティ問題を事前に防ぐためにダイヤログボックス画面でセキュリティーメッセージが表示されます。その時に、《ダイヤログボックス》画面のデスクトップ背景の明るさが半分暗く(暗転)なります。
このユーザーアカウント制御(UAC)がデスクトップ上に表示されたときに、試しにダイヤログボックスのスクリーンショットを取ろうとしても画面キャプチャが全く効きません。
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Windowsで画面をキャプチャする一番簡単な方法として、キーボードの PrtScn=Print Screenキーを押してモニター上に表示されている全ての画面をキャプチャーするわけです。しかし、上述したユーザーアカウント制御(UAC)のダイヤログボックス画面はこの方法ではキャプチャができません。
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[Windows10]画面キャプチャ? Snipping Tool(スニッピングツール)を使ってスクリーンショットをキャプチャする《ユーザーアカウント制御の設定》では、ソフトウェアのインストールやシステムの変更がある時に、セキュリティメッセージを一番高レベルの《常に通知する》~一番低い《通知しない》まで4段階で表示されます。
▼ このレベルのハードルを下げることで、通常の画面キャプチャが可能になります。以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行ウィンドウを開いて、テキストボックスに1controlまたはC:\Windows\System32\control.exeと入力し、2OKボタンをクリックします。
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)後には スタートボタンの右クリックメニューからコントロールパネル項目がなくなってしまいました。コントロールパネルを起動する方法は以下のリンク先から確認できます。
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Windows10 Creators Update(バージョン1703)後に消えたコントロールパネルを起動する方法▼ コントロールパネルウィンドウで、1《表示方法:カテゴリ》に指定し、2システムとセキュリティをクリックします。
▼ 次に、1ユーザーアカウント制御設定の変更をクリックします。
▼ 以下のように、ユーザーアカウント制御の設定ウィンドウ画面が表示されます。デフォルト設定では、13段階目のアプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(規定)に設定されています。
この設定を1段下げます。以下のように、マウスで上から下へスライドバーを1段下げます。2段階の2アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する(デスクトップを暗転しない)に変更し、3OKボタンをクリックします。
レベルを下げても《通知する》設定に変わりはありませんが、デスクトップを暗転しない)=デスクトップ画面を半分暗くしないの設定に変わりました。
▼ レベルを1段下げたことで、以下のユーザーアカウント制御のセキュリティーメッセージ画面が表示されます。《このアプリがPCに変更を加えることを許可しますか?》に対し、1はいボタンをクリックします。これで設定完了です。
▼ それでは、画面キャプチャができるようになったのか確認してみましょう。例えば、《メモ帳》を管理者として実行で起動します。
▼ 以下のように、通常のデスクトップ上でUAC(ユーザーアカウント制御)のダイヤログボックス画面が表示されます。Snooping Toolなどで画面キャプチャーすることが出来るようになります。ここでは、 PrtScnキーを押して、以下のユーザーアカウント制御のダイヤログ画面のスクリーンショットが取れました。
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ダイヤログボックス画面のみキャプチャーしたい場合は、ショートカットキーの Alt + PrtScn キーを使います。
▼ 他の方法として、《ローカル セキュリティ ポリシー》にてユーザー アカウント制御の設定を変更することで、画面キャプチャができるようになります。以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行ウィンドウを開いて、テキストボックスに1controlまたはC:\Windows\System32\control.exeと入力し、2OKボタンをクリックします。
▼ コントロールパネルウィンドウにて、1管理ツールをクリックします。
▼ 1管理ツールを選択し、右側の項目から2ローカル セキュリティ ポリシーをダブルクリックし起動します。
▼ ローカル セキュリティ ポリシー画面にて、以下のパス(path)まで辿り着きます。
セキュリティの設定 > ローカル ポリシー > セキュリティ オプション
右側の1ユーザー アカウント制御: 昇格のプロンプト時にセキュリティで保護されたデスクトップに切り替えるをダブルクリックします。
▼ 《ローカルセキュリティの設定》タブにて、ポリシー設定は有効が既定になっています。《有効》の場合は、管理者および標準ユーザーに対するプロンプトの動作ポリシー設定では、すべての昇格要求はセキュリティで保護されたデスクトップで行われます。 ここで1無効のラジオボタンを選択し、2OKボタンか適用ボタンを押して設定を反映させます。
▼ 2OKボタンか適用ボタンをクリックすると、以下のように《ユーザーアカウント制御》のレベルが既定の3段階から2段階へ自動的に1段下がります。
これで上記の《方法1》のレベル変更と同様に、《ユーザー アカウント制御》のダイヤログボックス画面のキャプチャーが可能になります。
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