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Windows 10 ディスプレイに表示される色を調整する方法～カラーキャリブレーション機能

Webページの制作時に加工した写真の色がPCのディスプレイ画面によって表示される色が違ったりします。PCごとのコントラストと明るさ、解像度や色の表示方法などによって左右されることもありますが、ディスプレイの色調整がちゃんとあってない場合があります。ほとんどのユーザーは購入したディスプレイの色調整を行うことなく、そのまま使っていると思います。

Windowsでは、簡単に表示色の調整ウィザードツールが内蔵されています。ディスプレイのディスプレイカラーキャリブレーション(Display Color Calibration)ウィザードツールを使って、画面上の色が正確に表示されるように、ディスプレイの色を改善することができます。画面の色調整機能を使い、ディスプレイの色調整を行う方法を紹介します。

画面の色調整

▼　ディスプレイカラーキャリブレーションウィザードにアクセスするには、 Windows + Rキーを押して、ファイル名を指定して実行を開きます。1dccwと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼　Display Color Calibrationウィザードを開きます。ディスプレイが複数の場合は、それぞれのディスプレイにてキャリブレーション機能を行います。1次へボタンをクリックします。

画面の色調整では、色をより正確に表示するディスプレイを調整できます。

▼　ディスプレイにメニューオプションがある場合は、ディスプレイを工場出荷時のカラー設定に戻してから、1次へボタンをクリックします。ノートパソコンのようにディスプレイにメニューオプションがない場合は、1次へボタンをクリックします。

ディスプレイの基本的な色設定を行うには、まず、ディスプレイのメニューを押します。メニューボタンは、通常はモニターの前面にあり、ボタンを押すとオンスクリーンのディスプレイ設定メニューが開きます。

指定できる色の設定は、ディスプレイとその機能によって異なります。可能であれば、ディスプレイを次のように設定してください。

ディスプレイの色の設定を、出荷時の規定値に設定します。必要に応じて、オンスクリーンのディスプレイ設定メニューが[次へ]ボタンの上に重なって表示されないように、モニターのボタンを使ってメニューの位置を調整してください。

これらの設定を指定できない場合は、[次へ]をクリックして続行します。

▼　ガンマを調整します。ガンマのサンプルを見て、次のステップでガンマを調整するために左側のスライダーを動かしてちょうどよいガンマの表示に目安に調整します。1次へボタンをクリックします。

ガンマは、ディスプレイに送られる赤、緑、青のカラーの値と、それに基づいて最終的に出力される光の量の間の数学的な歓迎を定義します。次のページでガンマを調整するときは、"ちょうどよいガンマ"というラベルの付いた以下のサンプルイメージを目安にしてください。

▼　1左側のスライダを動かしてガンマを調整します。各円の真ん中の小さな点の視認性を最小限に抑えながら、上記のちょうどよいガンマを目安に調整します。2次へボタンをクリックします。

▼　ディスプレイの明るさとコントラストのコントロールを見つけて、1次へボタンをクリックします。ノートパソコンのようにディスプレイに明るさとコントラストのコントロールがない場合、2明るさおよびコントラストの調整をスキップするをクリックします。

ディスプレイの明るさおよびコントラストを調整するコントロールが見つかったら、[次へ]をクリックします。これらのコントロールは、ディスプレイ前面にボタンが付いている場合や、オンスクリーンのディスプレイ設定メニューの項目として表示される場合があります。ディスプレイ設定を開くには、通常はディスプレイの前面にあるメニューを押します。

明るさおよびコントラストを調整するコントロールがどちらも使用できない場合は、[明るさおよびコントラストの調整をスキップする]をクリックします。

▼　以下の明るさのサンプルを見て、次のステップで明るさを調整します。1次へボタンをクリックします。

明るさは、暗い色や影がディスプレイ上でどのように表示されるかを左右します。次のページで明るさを調整するときは、"ちょうとよい明るさ"というラベルの付いた以下のサンプルイメージを目安にしてください。

▼　ディスプレイ上の明るさコントロールを調整して、以下の画像の左上のXがかろうじて見える状態でスーツとシャツを識別できるようになるまで調整します。1次へボタンをクリックします。

▼　以下のコントラストのサンプルを見て、次のステップでコントラストを調整します。1次へボタンをクリックします。

コントラストは、ハイライトのレベルと明瞭さを左右します。。次のページでコントラストを調整するときは、"ちょうとよいコントラスト"というラベルの付いた以下のサンプルイメージを目安にしてください。

▼　ディスプレイ上のコントラストコントロールを使用して、コントラストをできるだけ高く設定しながら、スーツのしわとボタンが見えなくならない範囲で、コントラストを上げます。1次へボタンをクリックします。

▼　カラーバランスのサンプルを見て、次のステップでカラーバランスを調整します。1次へボタンをクリックします。

カラーバランスは、グレースケールあディスプレイにどのように表示されるかを左右します。次のページでは、赤、緑、青のスライダーを動かして、灰色のバーからカラーキャスト(色かぶり)を除去します。

[次へ]をクリックして、カラーバランスの調整に進んでください。

▼　1赤色、緑色、青色のスライダを動かして灰色のバーからカラーキャストを取り除き、上記のようにニュートラルグレーが表示されるように調整します。一番良いように見えたら、2次へボタンをクリックします。

▼　新しい調整が正しく表示される場合は、2完了ボタンをクリックして新しいキャリブレーションを保存して使用します。前の調整がいい場合は、キャンセルします。

引き続き、ディスプレイ上でのテキスト表示について調整を行いたい場合は、1テキストが正しく表示されるよう、[完了]をクリックしたときにClearTypeチューナーを開始する(推奨)にチェックを入れます。

▼　ClearTypeは、ディスプレイのRGB(赤緑青)カラーのサブピクセル(解像度)を調整して、小さな文字でもはっきりと読みやすくするためのディスプレイ文字のアンチエイリアシング技術のことを指します。

[Windows 10] ClearTypeテキストを調整してフォントを見やすく表示する