https://www.billionwallet.com > Windows 10 > ユーザーアカウント(User Account) > ユーザーアカウントのアカウント名やパスワード、アカウントの種類を変更する - Windows 10
Windowsのユーザーアカウントには標準ユーザーと管理者(Administrator)の2種類があります。管理者アカウントとは、プログラム(ソフトウェア)とハードウェアドライバーのインストール、セキュリティの設定などパソコンの動作に影響を与える設定や変更を行うことが出来ます。また、他のユーザーアカウントを変更・削除することも可能です。通常最初にWindowsのインストール(セットアップ)を行う際に作成するユーザー アカウントです。
標準ユーザーアカウントは基本、ソフトウェアのインストールやセキュリティなどPCの動作に影響を与えるような設定や変更はできないようになっています。通常、管理者アカウントはパソコンのすべてのファイルへアクセスすることができますので、むしろ間違って大事なファイルを削除したり、うっかり何かの設定を変えたりする可能性があります。
通常のパソコン作業を行う時は標準ユーザーアカウントを使用することで、システムに影響するファイルなどの削除を防止することができるので、ある程度安全性が高まります。
▼ 以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行ウィンドウを開いて、テキストボックスに1controlまたはC:\Windows\System32\control.exeと入力し、2OKボタンをクリックします。
スポンサーリンク
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降には スタートボタンの右クリックメニューからコントロールパネル項目がなくなってしまいました。コントロールパネルを起動する方法は以下のリンク先から確認できます。
関連記事
Windows10 Creators Update(バージョン1703)後に消えたコントロールパネルを起動する方法▼ 以下のコントロールパネルウィンドウが表示されます。
1「表示方法」を「カテゴリ」にします。
2アカウントの種類の変更をクリックします。
▼ アカウントの種類を変更の対象となるユーザーアカウントをクリックします。以下の場合は、標準ユーザーの「assistant」を変更してみます。
1標準ユーザーの「assistant」をダブルクリックします。
2管理者の場合、Administratorと表記されています。
▼ 基本、ユーザーアカウントには4種類の項目があります。
1アカウント名の変更:表記されているユーザーアカウントの名前を変えます。
2パスワードの変更:安全かつ忘れない、破られにくいパスワードなら最適ですね。
3アカウントの種類の変更:管理者から標準ユーザーへまたは、標準ユーザーから管理者へ変更します。
4アカウントの削除:不要なユーザーアカウントを削除します。
▼ 好きなアカウント名をテキストボックスに入力します。
1ここではfunnymanとします。
2名前の変更ボタンをクリックします。
▼ パスワードはアルファベットの大文字と小文字を区別するので、入力の際は大文字を表すキーボードのCapsLockキーがオンになっているかどうか確認してください。
1好きな英数字で新しいパスワードを入力します。
2再確認のため1と同じパスワードを入力します。
3パスワードが思い出せない場合のヒントになるものを入力します。
4パスワードの変更ボタンをクリックします。
スポンサーリンク
▼ 標準ユーザーアカウントまたは管理者アカウントのどちらを選択します。
1ここでは「標準ユーザー」から「管理者」アカウントへの変更なので、「管理者」を選択します。
2「アカウントの種類の変更」ボタンをクリックします。
▼ 結果、以下のようにアカウント名やアカウントの種類が変わりました。
1アカウント名(funnyman)が変わり、アカウントの種類も「管理者」に変更されて「Administrator」と表示されています。
▼ 左側の管理者アカウント(WB)で、同じ管理者アカウントである右側のユーザーアカウント(funnyman)を削除してみます。上記のアカウントの削除をクリックします。
▼ 通常、他のユーザーアカウントの削除するときは、管理者アカウントで行います。また削除対象のユーザーアカウントがサインイン中の場合は、一度サインアウトする必要があります。
1ファイルの削除:ユーザーアカウントの「お気に入り」や「ドキュメント」「ピクチャ」に保存しておいたファイルがすべて削除されますので、アカウント削除前に大事なファイルはバックアップしてください。
2ファイルの保持の場合は、アカウントを削除した後に、削除を実行した管理者アカウントのデスクトップ上に「コンピューター名」が作成され、その中に削除されたユーザーアカウント名のサブフォルダーが作成されます。
そのサブフォルダーの中に「お気に入り」や「デスクトップ」、「ドキュメント」などのデータファイルが保存されます。
それではファイルの保持としてユーザーアカウントを削除してみましょう。上記でファイルの保持ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。1アカウントの削除ボタンをクリックします。
▼ funnymanというユーザーアカウントが削除されて同時に、削除を行ったユーザーアカウント(管理者)のデスクトップ上に以下のフォルダーが作成されます。このフォルダー名はコンピューター名となります。
▼ 以下のように、システムウィンドウ上でコンピューター名を確認してみますと、同じであることがわかります。
▼ Windowsファイルエクスプローラー上でテスクトップを開きますと、先ほど作成されたコンピューター名のフォルダーがあり、そのサブフォルダーとして削除済みのアカウント名(funnyman)のフォルダーがあります。
▼ 更に、そのサブフォルダー(funnyman)の中にお気に入りやドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどのデータ保存場所があります。この保存場所にそれぞれのデータファイルが保存されます。
Windowsの設定ウィンドウからもアカウントの作成・変更・削除ができます。コントロールパとは多少機能が違うところがありますが、基本的なのは同じです。詳細は以下のページで確認して下さい。
関連記事
ローカルユーザーアカウントを作成・追加・削除するスポンサーリンク
スポンサーリンク
Category
Windows Keyword Category
BILLION WALLET Copyright©All rights reserved