https://www.billionwallet.com > Windows 10 > システム(System) > タイムライン付きの仮想デスクトップの使い方 - Windows 10
1台のPCでいろんなPC作業を行うにはある程度限界があります。限られたディスプレイ上でソフトウェアを全部開きっぱなしでいっぱいになると作業効率も下がります。PCがマルチディスプレイに対応していればいいんですが、そんなPC環境ではない場合は、PC作業において大変ストレスがたまります。
Windows10の新機能である仮想デスクトップ を使えば、複数の仮想デスクトップを作成してそれぞれカスタマイズすることでPC作業の効率を向上させることができます。Windows 10 April Update 2018以降、タイムライン機能が追加され、さらに進化した仮想デスクトップが登場しました。
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[Windows10]仮想デスクトップの作成方法と使い方- マルチタスクの設定簡単に言えば、複数のデスクトップ画面を作って使用用途に合わせてそれぞれのデスクトップ画面を使い分ける機能です。例えば、以下のように複数の別々のデスクトップを作成してそれぞれ異なるウィンドウやアプリケーションを開くことができます。
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▼ 新しい仮想デスクトップを追加するのは簡単です。以下のタスクバーで1タスクビューボタンをクリックします。またはキーボードの Windows + Tabを押してタスクビューを開くこともできます。Windows 10 April Update 2018後にアイコンのデザインが変更されています。
仮想デスクトップを複数作成して作業しますと、メモリーなどPCスペックが低い場合は、PC動作が重くなるのでデスクトップを作りすぎないように気を付けましょう。
▼ タスクビューボタンが見えない場合は、設定がオフになってい可能性があります。タスクバーの空きスペースマウス右クリックし、1タスクビューボタンの表示メニューをクリックし、再びオンにします。
▼ 新しい仮想デスクトップを追加するには、画面の右下にある+新しいデスクトップボタンをクリックします。タスクビューには現在使用中のすべてのツールやアプリが表示されています。一覧から移動したいツールやアプリをクリックするだけで素早く対象のアプリが開きます。
Windows 10 April Update 2018で目立った変化といいますとタイムライン機能です。これは過去に行ったPC作業履歴(アクティビティ)を過去30日間にわたって確認ができる機能です。従来のタスクビュー画面の時間軸のスライダーを追加した実装にでデザインされています。
しかしタイムラインに表示されるのはWindows 10標準アプリや認定のアプリケーションのみです。例えば、競合WebブラウザのGoogle ChromeやFirefoxはタイムラインから除外されています。
▼ 以下のように右側にあるタイムラインの2スライダーバーを上下に動かして過去に作業していた履歴を見るとことができます。大量の履歴から探すときは1ファイル名などで検索してピンポイント移動が可能です。
▼ 過去履歴の各アプリファイルを呼び出すことができます。以下のように過去に開いたファイルをマウス右クリックし、1開くをクリックします。必要ない場合は削除 またはすべてクリアをクリックします。
▼ 正常な機能を使うにはMicrosoftアカウントでWindows10にログインする必要があります。もちろんローカルアカウントでも利用できないわけではありませんが、過去30日間の履歴日数を拡大したい場合は、Microsoftアカウントで1サインインします。
クラウドサービスのように、異なるデバイス間での履歴(アクティビティ)を共有することができます。同じMicrosoftアカウントでログインすれば、例えば、ノートパソコンで作業していたWordやExcelファイルの履歴を他のPCから共有し確認することができます。
複数の仮想デスクトップがある場合、タスクビューの上部にすべてのデスクトップが一覧で表示されています。マウスで各デスクトップにカーソルを合わせると、そのデスクトップ上にそれぞれの仮想デスクトップ画面に切り替わります。
さらに各仮想デスクトップから使用中のアプリによってタスクバーに表示されるアイコン数もかわります。例えば、《仮想デスクトップ1》ではメールを開いて、《仮想デスクトップ2》ではメールを使用してない場合は、《仮想デスクトップ1》のタスクバーにメールアイコンが表示されますが、《仮想デスクトップ2》のタスクバーには表示されません。
ただしメールアプリがタスクバーにピン留めしている場合は、メールアプリ使用/不使用関係なく、どちらの仮想デスクトップにも表示されます。
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どころが、この仮想デスクトップには2つの表示方法があります。実は仮想デスクトップはそれぞれ独立している一つの領域に見えるが、お互いに繋がっている関係を結んでいます。
設定場所は、 スタートボタン > 設定 > システムにて、仮想デスクトップの表示方法を設定する項目があります。左側の1マルチタスクタブをクリックしますと、右側に仮想デスクトップセクションがあります。
2タスクバーに次の場所で開いているウィンドウを表示すると3Alt+Tbキーを押したときに次の場所で開いているウィンドウを表示する、2つの項目にそれぞれ表示方法としてすべてのデスクトップと使用中のデスクトップのみのどちらかを選択します。
この設定は複数の仮想デスクトップがあった場合、それぞれ完全独立した領域にするか、独立していてもある程度お互いを連携させるかの設定を行います。
これは各仮想デスクトップで開いているアプリを別の仮想デスクトップでも表示し、開くように設定するかしないかを選択する項目です。
▼ 規定値として1使用中のデスクトップのみが選択されています。これは現在使用中の仮想デスクトップは独立していて、別の仮想デスクトップで使用中のアプリは、現在アクティブのデスクトップのタスクバーに表示させない設定にしたい場合に選択します。
▼ 《仮想デスクトップ1》と《仮想デスクトップ2》が起動して、両方にメールアプリが使用中の場合、《仮想デスクトップ2》には《仮想デスクトップ2》のメールのみ表示されます。
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▼ これは仮想デスクトップは独立しているが、現在使用中の仮想デスクトップのタスクバーに、別の仮想デスクトップで開いているアプリも表示され選択できるようにしたい場合は、以下を1すべてのデスクトップに指定します。
例えば、仮想デスクトップ1でメールアプリを開いて作業した後、仮想デスクトップ2に切り替えて画像処理の作業中に急にメールを送ることを思い出した時に、再び《仮想デスクトップ1》戻るのではなく、《仮想デスクトップ2》のタスクバーにピン留めの《仮想デスクトップ1》のメールアプリをクリックすることで素早く《仮想デスクトップ1》に移動することができる設定です。これは選択オプションをすべてのデスクトップとして設定した場合のことです。
キーボードのALT + TABキーは、現在デスクトップで使用中の全てのアプリを画面上にサムネイルで表示するショートカットキーです。複数の仮想デスクトップがある場合、上記と同様にこのALT + TABキーの適用範囲を各仮想デスクトップ内のアプリに制限するか、あるいは全ての仮想デスクトップで使用中の全てのアプリをどこからでも表示するかを指定する項目が用意されています。
▼ 規定値の設定では1使用中のデスクトップのみが選択されています。これはALT + TABキーを押して表示されるサムネイルを現在使用中の仮想デスクトップ内のみに限らせます。別の仮想デスクトップで開いているアプリは現在の仮想デスクトップでは表示しない設定です。
▼ 例えば、《仮想デスクトップ1》と《仮想デスクトップ2》が起動してる場合、《仮想デスクトップ2》では《仮想デスクトップ2》で使用中のアプリのサムネルのみ表示されます。
▼ 1すべてのデスクトップに指定した場合、ALT + TABキーを押した時、現在使用中の仮想デスクトップで開いているアプリはもちろん、別の仮想デスクトップで開いているアプリも含めすべてのアプリを一覧に表示して選択出来るようになります。
▼ 例えば、《仮想デスクトップ1》と《仮想デスクトップ2》が起動している場合、《仮想デスクトップ2》にてALT + TABキーを押したときに表示される一覧には仮想デスクトップ1》のアプリも一緒に作業画面に表示されます。
効率よく素早く作業を進めるには、ショートカットキーを使うのをお勧めします。
Windows + Tabキーを押すとタスクビューが開き、画面上に使用中のアプリのサムネイルが表示され、その下に仮想デスクトップが並んでいます。仮想デスクトップ1と仮想デスクトップ2を順番に選択すると、開いているアプリのサムネイルも切り替わります。上の+新しいデスクトップをクリックすると、新しい空の仮想デスクトップが追加されます。キーボードの方向キーを動かしてアプリのサムネイルが選択し起動できます。
3つのキーボードを同時に押すと、新規の仮想デスクトップ作成ができます。
3つのキーボードを同時に押すと、仮想デスクトップが左右にスライドしながら画面が切り替わります。
現在使ってない仮想デスクトップを閉じます。
確かに《仮想デスクトップ》は魅力的な機能に間違いはありません。しかし残念ながら、Windows10のビルトイン《仮想デスクトップ》機能は、ユーザーインターフェースとしてもうちょっと改善してほしいところはあります。 現在《仮想デスクトップ》そのものではカスタマイズすることはできません。
例えば、《仮想デスクトップ》ごとに背景の壁紙を別々に設定するとか、タスクバーの設定を変えたりする個人用設定の機能がありません。 異なるデスクトップに異なるタスクバーや、デスクトップ上の異なるアイコンを使用することはできません。
マルチブートシステムのように1台のPCでそれぞれ異なる《仮想デスクトップ》の設定ができるようになったら、《仮想デスクトップ》それぞれが独立したOS のようになるので一層画期的なWindowsに変貌すると思います。
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