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レジストリ(.reg)の特定のキー(Key)と値(value)を一部/全部を削除する方法《2/2》 - Windows 10

Windowsレジストリ(Windows Registy)の作成と編集に引き続き、作成された特定のレジストリ情報のキー(Key)や値(value)を一部または全体を削除する方法について紹介します。削除したいレジストリキーはメモ帳から編集します。

レジストリエディタからキーを削除する場合は、キーパス(Key Path)の前にマイナス/ハイフン記号(-)を追加するだけです。ここでは、レジストリエディターからエクスポートした以下のレジストリスクリプトファイル(.reg)をメモ帳で開き、削除編集を行ってみます。

レジストリエディタから値(value)を削除する

▼　まず以下のcommandキーは残して、右側の値1@="notepad.exe %1"だけを削除してみましょう。

▼　削除方法は簡単です。レジストリキーの値名の後に付いている等号(=)の後にマイナス/ハイフン記号(-)を追加するだけです。以下の通りです。

▼　以下のように、既定の値名(@)と等号(=)の後にある値のデータ："notepad.exe %1"を削除し、代わりに1マイナス/ハイフン記号(-)を入力します。

この状態で、ファイルを上書き保存または名前を付けて保存をクリックし、変更されたレジストリ情報を保存します。

レジストリファイル(.reg)をインポートする

▼　レジストリエディターを起動し、1ファイルメニューをクリックし、2インポートボタンをクリックします。

▼　以下のように1インポートするファイルを選択し、2開くボタンをクリックします。

▼　正常にインポートが終わりますと、以下のメッセージが表示されます。1OKボタンをクリックします。

結果を確認する

▼　以下のように1(既定の値なし)と表示され、値のデータ："notepad.exe %1"が削除されているのがわかります。ここでは(既定)の値を削除しましたが、結果は値のデータだけが削除され、(既定)値は削除できないので、そのまま残ります。

(既定)値はcommandキーに属しているのでcommandキーを削除しない限り、削除出来ません。

レジストリキー(Key)を削除する

▼　今回は以下のcommandキーを削除してみます。上記の値の削除方法と同様に、以下のように[の後に1マイナス/ハイフン記号(-)を追加します。

▼　上記と同様に、修正後に保存したレジストリスクリプトファイル(.reg)をレジストリエディターにインポートしますと、以下のようにcommandキー以下のすべてが削除されているのが確認できます。レジストリキーに属している値はキーが削除されますと、特に値にマイナス/ハイフン記号(-)を付けなくても一緒に全てが削除されます。

先に上位のレジストリキー(Key)を削除する

▼　しかし、下位のレジストリキーを残して、上位のレジストリキーを先に削除した場合は、上位のレジストリキーに属している値だけが削除され、下位のレジストリキーと値は削除されずにそのまま残ります。

例えば、以下のように、上位のレジストリキー1メモ帳で開くにマイナス/ハイフン記号(-)を付けて削除する場合、下位のレジストリキーcommandも一緒に削除されるかどうかを確認してみましょう。

▼　結果、上位のレジストリキーメモ帳で開くの値である1"Icon"="notepad.exe,-2"だけが削除されました。

この結果は、▼　以下のように1上位のレジストリキーの値(Value)にマイナス/ハイフン記号(-)を付けて削除した時と同じ結果になります。

上位のレジストリキーを削除するには、まず下位のレジストリキーを先に削除する必要があります。