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Windows 10 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)を使って悪質なソフトウェアを削除する

Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(Microsoft Windows Malicious Software Removal Tool:MSRT) は、その名の通りに、悪意のあるソフトウェアを削除するツールとして、Windows Update の一部としてですが、ウイルス対策ソフトまたはマルウェア対策アプリとは違いツールです。

悪意のあるソフトウェアの削除ツールをインストールする際は、使用しているウイルス対策プログラムを無効にしたり削除したりする必要はありません。むしろ別途最新のウイルス対策ソフトをインストールしてPCを保護することをお勧めします。サードパーティーのセキュリティアプリがない場合は、Windows10の標準搭載のWindows Defenderセキュリティセンターを使って定期的にPCのウイルススキャンを行いましょう。

悪意のあるソフトウェアの削除ツールでは、ウイルス、ワーム、トロイの木馬などの悪質なソフトウェアの検出と削除のみが行われます。スパイウェアは削除されません。

Windowsの自動更新を有効にする

Windows 10 は既定では自動更新がオンになっているので、毎月PCに常に新しいバージョンの最適な悪意のあるソフトウェアの削除ツールがインストールされます。

Malicious Software Removal Toolは、通常バックグラウンドで静かに動作していますが、PCで悪意のあるソフトウェアが検出された場合、次回に管理者としてPCにログオンしたときに、通知領域に通知が表示され、検出されたことがわかります。

悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)をダウンロードする

悪意のあるソフトウェアの削除ツールを以下のMicrosoft ダウンロード センターから手動でダウンロードすることもできます。

▼　悪意のあるソフトウェアの削除ツールを開く

以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1mrtと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼　場合によっては、MSRTの起動を許可するかどうかのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。 1はいボタンをクリックします。

▼　以下の最新の悪意のあるソフトウェアの削除ツールが表示されます。1このツールで検出及び削除できる悪意のあるソフトウェアの一覧を表示します。をクリックすると、そのリストが表示されます。

▼　以下の悪意のあるソフトウェアのリストが表示されます。軽く見て、2 次へボタンをクリックします。

スキャンの種類

▼　MSRTを使ってスキャンを実行するには、以下の3つの1スキャンのうち、1つを選択して2 次へボタンをクリックします。

▼　MSRTがPCのスキャンを開始します。

▼　スキャンが終了すると、スキャンの詳細結果を確認することができます。以下の1スキャン結果の詳細を表示します。をクリックします。

▼　結果、スキャンされた悪意のあるソフトウェアとそのスキャン結果のリストが表示されます。確認後に、2 完了ボタンをクリックします。

▼　悪意のあるソフトウェアの削除ツールの1スキャンログファイルは、C：\Windows\Debug\mrt.logにあります。

▼　ログファイルをメモ帳などで開いて詳細な結果を確認することができます。

PowerShellまたはコマンドプロンプトでMRTSを実行する

▼　昇格されたPowerShellまたはコマンド・プロンプトで、以下のコマンドオプションを実行します。

MRT /F：　MSRT ウィンドウを開き、フルスキャンのオプションを実行します。

▼　以下の1フルスキャンが実行されます。

《MRT /F /Q》　MSRT ウィンドウを開かず、フルスキャンのオプションを実行します。

▼　タスクマネージャーから見ると、裏で1フルスキャンが実行されています。

《MRT /F:Y /Q 》　MSRT ウィンドウを開かずに、フルスキャンのオプションを実行し、感染ファイルを自動的に駆除します。

▼　タスクマネージャーから見ると、裏で1フルスキャンが実行されています。

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