https://www.billionwallet.com > Windows 10 > ハードディスクドライブ(HDD)とストレージ > DISKPARTを使って回復パーティションを安全に削除する方法 - Windows 10
通常、ディスクの管理からディスクのパーティションの分割や追加、削除などのパーティション管理を行っていますが、EFI システム パーティションと1回復パーティションはディスクの管理にて削除することができません。
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回復パーティションとは、システムディスク上に格納されているパーティションです。システムの障害発生時にオペレーティングシステムを復元または再インストールするために使用されるPCのハードドライブまたはSSD上の専用パーティションです。通常、Windows10を工場出荷時のデフォルト設定に戻すためによく使われます。回復パーティションの変更や削除を防止するために、ドライブのパーティション管理メニューとは異なります。
普通、回復パーティションが500MB未満のディスク領域しか占めないため、ディスク容量において影響することはないと思います。PC動作に不具合があったり、システムに問題が起きた場合に、Windowsを再インストールすることなく、回復パーティションを利用してシステムを復元することができます。
回復パーティションを削除しても起動中のOSに影響を与えることないので、削除に問題はありません。回復パーティションを削除するには、MiniTool Partition Wizard Freeというサードパーティのツールを使用したりしますが、ここではPowerShellまたはコマンドプロンプトのDISKPARTコマンドを使って削除する方法について紹介します。
パソコン復元には回復パーティションが必要なわけで、勝手に削除しないほうがいいと思いますが、どうしても削除が必要な場合は以下の手順で削除します。
▼ ここではWindows PowerShellのDISKPARTコマンドを使います。まずWindows PowerShell(管理者)またはコマンドプロンプト(管理者)を起動します。キーボードの Windows + Xキーを押し、1Winodws PowerShell(管理者)をクリックします。
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降には スタートボタンの右クリックメニューからコマンドプロンプト項目がなくなってしまいましたWindows Powershellが既定の表示シェルになりました。コマンドプロンプトに切り替える方法は以下のリンク先から確認できます。
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スタート画面の右クリックメニューから消えている《コマンドプロンプト》を表示する方法▼ 以下のように1diskpartとコマンドを入力しEnterキーを押します。
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《Windows 10》 ハードディスクドライブからGPT/MBRのパーティションスタイルを確認する方法▼ DISKPARTに切り替わったら、1list diskコマンドでハードディスクドライブの一覧を表示させます。削除するディスクのディスク番号を確認します。ここでは2ディスク 0しかないため、次に指定すべき番号は0です。
▼ 1select disk 0で対象となりディスクを選択します。
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▼ ディスク内阿野詳細なパーティションを確認します。1list partitionコマンドを実行し、削除する回復パーティションの番号を確認します。ここでは2Partition 1です。
▼ 1select partition 1コマンドで回復パーティションを選択します。
▼ いよいよ先ほど、回復パーティションを削除するステップです。1delete partition overrideコマンドを実行します。overrideは保護されているパーティションを強制的に削除するオプションです。結果、DiskPartは選択されたパーティションを正常に削除しました。と表示されます。
▼ 再度ディスクの管理を開いてみますと、以下のように回復パーティション領域が削除されて1未割り当て領域に代わりました。500MBの空き領域が増えました。
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