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Windows 10 ロック画面とサインイン画面でネットワークアイコンを非表示にする方法

▼　デフォルトでは、サインイン画面のネットワークアイコンをクリックすると、PCとネットワークの接続状態を確認することができます。以下のように、サインイン画面上の右下に1ネットワーク(イーサネット)アイコンが表示されています。

▼　上図のイーサネットアイコンをクリックしますと、以下のネットワーク接続について確認ができます。

▼　ワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)の場合は、以下の画面が表示されます。

しかし、通常めったに使わない用途なので、ここではロック画面とサインイン画面にてネットワークアイコンを非表示にする方法を紹介します。これにはレジストリ情報を編集するか、またはローカルグループポリシーエディタで設定する、2つの方法があります。

レジストリエディターを起動する

▼　以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1regeditと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼　レジストリエディタの起動を許可するかどうかのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1はいボタンをクリックします。

▼　レジストリエディタウィンドウが開きます。まず、現在のログインしているユーザーの場合は、以下のパス(path)まで移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\System

▼　次に、ネットワークアイコンを非表示にするのに使用する値を作成します。Systemキーの右側のウィンドウの空いている場所で、マウス右クリックして、1新規 > DWORD(32ビット)値をクリックし、新しい値を作成します。

▼　新しい値＃1の名前を1DontDisplayNetworkSelectionUIに変えます。

▼　DontDisplayNetworkSelectionUIの値のデータを編集します。値をダブルクリックし、2値のデータ」のテキストボックス1と入力し、3OKボタンをクリックします。

これで設定完了です。正常に設定されたのか確認してみましょう。まずロック画面に移動します。

▼　まずロック画面では何の変化はありません。いつもと変らず1ネットワーク(イーサネット)アイコンが表示されています。

▼　マウスクリックしてサインイン画面に入りますと、以下のように1ネットワーク(イーサネット)アイコンが非表示になっているのが確認できます。

ネットワーク(イーサネット)アイコンを元に戻すには、DontDisplayNetworkSelectionUIの値のデータを0にするか、値そのものを削除すれば、ネットワークアイコンが表示されます。

以下のローカルグループポリシーエディターを使って上記と同じ結果が得られます。

Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行ボックスを開いて、テキストボックスに1gpedit.mscと入力し、2OKボタンをクリックし実行します。

ローカルグループポリシーエディターウィンドウが表示されましたら、以下のところまで移動する。

ローカルコンピューターポリシー > コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > ログオン

▼　1ネットワークの選択のUIを表示しない項目をダブルクリックします。

▼　以下の選択肢から1有効を選択し、2OKまたは適用ボタンをクリックします。これで設定完了です。

▼　ローカルグループポリシーエディターで設定した場合は、サインイン画面はもちろん、ロック画面でもネットワークアイコンが非表示になります。