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https://www.billionwallet.com > Windows 10 > コマンドプロンプト(Command Prompt) > ATTRIBコマンドでファイルの属性を設定する。ファイルを読み取り専用にする - Windows 10

Windows 10 ファイルの属性を設定/解除する(ATTRIBコマンド):読み取り専用にして勝手にファイル内容が変更させれるのを防止する

Windowsのファイルエクスプローラーではファイルごとの属性を確認することができます。以下のようにメニューから1表示 > 詳細形式を選択すると、ファイルやフォルダーの3属性情報の詳細が表示されます。デフォルトの設定では属性列は表示されません。

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Attribコマンドラインを使用するとフォルダーおよびファイルの属性を変更/解除のカスタマイズができます。

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Windowsエクスプローラー上でコマンドプロンプトを素早く起動する

▼ その前に、Windowsファイルエクスプローラー上で現在のフォルダーから素早くコマンドプロンプトを起動する方法があります。以下のようにファイルエクスプローラー上のアドレスバーにて対象となるパス(path)の隣の1空白スペースをクリックして選択します。

▼ 反転された現在のパス(path)を2cmdと書き換えEnterキーを押します。

▼ 結果、現在のディレクトリからコマンドプロンプトが立ち上がります。

Attrib(属性の設定)

ファイル属性を管理するコマンドです。ファイルまたはディレクトリに割り当てられている属性を表示し、設定および解除などを行います。属性情報はWindowsファイルエクスプローラーでファイルやフォルダーをマウス右クリックし、プロパティをクリックすると表示される以下の画面で1属性の確認ができます。

属性種類

属性の種類には主に《読み取り専用》《隠しファイル》《システムファイル》《アーカイブ》《インデックス》などがあります。属性ごとに+/-で設定と解除ができます。+はその属性を設定、-はその属性を解除します。

パラメーター説明
r

読み取り専用属性。ファイルの読み取り/書き込み属性を変更します。ファイルを読み取り専用として指定すると、そのファイルにアクセスはできますが、変更または削除するのはできません。

ファイルのみに設定可能です。読み取り専用ファイル属性を設定(+)/解除(-)します。ファイルの属性が-Rの場合、書き込み可能です。

a

アーカイブ属性。BACKUPやRESTORE、XCOPYコマンドは、アーカイブ属性を使用できます。BACKUPコマンドを使用して選択的にバックアップすることができます。

h

隠し属性。通常Windowsエクスプローラーのデフォルト設定では非表示状態となっています。《dir /a》コマンドオプションを使えば隠しファイルが表示されます。

s

システム属性。Windowsシステムを構成するファイルであることを表します。通常は非表示になっています。

i

非インデックス対象ファイル属性。

s

現在のフォルダとサブフォルダに属するすべてのファイルを表示するオプションです。

d

現在のフォルダとサブフォルダに属するすべてのファイルとフォルダーを表示するオプションです。

attribコマンドのみ使用した場合は、現在のディレクトリ内のすべてのファイルの属性を表示します。ATTRIBコマンドラインを入力すると、すべてのファイルの属性が表示されます。

基本構文

以下のコマンドラインでファイルやフォルダーの属性を設定および解除します。コマンド(オプション)の表記は大文字/小文字のどちらでも大丈夫です。指定は半角スペースで区切ります。

例えば、ファイルに読み取り専用属性を設定するには+rオプションをかけます。逆に解除する場合は-rオプションを使います。

attrib [+r/-r] [+a/-a] [+s/-s] [+h/-h] [ドライブ:] [パス] [ファイル名] [/s [/d]]

attrib [+r/-r] [+a/-a] [+s/-s] [+h/-h] ファイル名

attrib [+r/-r] [+a/-a] [+s/-s] [+h/-h] ディレクトリ名

▼ 通常Windowsエクスプローラーではファイルやフォルダの表示は以下のようなGUI(グラフィカルユーザインタフェース)になっています。

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ファイルとフォルダーの表示

これをattribコマンドとそのオプションを使って以下のように表示することができます。

▼ attribのみコマンドを実行した場合、現在のディレクトリ(フォルダー)に属するファイルが表示されますが、サブフォルダやそのファイルの表示はしません。

C:\data>attrib 1

▼ /sオプションをつけますと、現在のディレクトリ(フォルダー)に属するファイルはもちろん、サブフォルダのファイルまで表示します。しかしサブフォルダは表示されません。

C:\data>attrib /s 1

▼ 更に、/dオプションをつけますと、現在のディレクトリ(フォルダー)に属するファイルはもちろん、サブフォルダのファイルやサブフォルダまで表示されます。

C:\data>attrib /s /d 1

▼ 現在のディレクトリに属する1特定のサブフォルダー(etc)を指定しそれだけを表示することができます。以下の場合は、etcサブフォルダーに属するファイルやサブフォルダーをすべて表示します。

C:\data>attrib etc\*.* /s /d 1

読み取り専用ファイルにする

ファイルに《読み取り専用》属性をつけることで、ファイル内容の変更や修正ができないように簡単に設定できます。例えば、以下のテキストファイル(sample.txt)に《読み取り専用》属性をかけて、ファイル内容の変更及び上書き保存を防止します。

C:\data\etc>attrib +r sample.txt 1

▲ 結果、テキストファイルの属性が2Rの読み取り専用に変わりました。

▼ Windowsエクスプローラーから見ますと、テキストファイルに読み取り専用属性の1Rが付いています。

▼ 読み取り専用属性のテキストファイルの内容を変更して上書き保存しますと、以下のように1このファイルは読み取り専用に設定されています。別のファイル名を選んで再実行してください。というメッセージが表示されます。

フォルダ内の全ファイルの属性を一斉に設定する

上記の場合は、1つのファイルを対象に属性を設定しましたが、*(アステリスク/asterisk)と/sオプションを使ってフォルダー内のあるすべてのファイルを一斉に同じ属性を設定することができます。

▼ 以下の場合は、1つのフォルダ内の全ファイルの属性を一斉に設定します。

C:\data\etc>attrib +r *.*1

▲ 結果、対象のフォルダー内の2すべてのファイルが読み取り専用(R)の属性を持つことになりまいたが、3サブフォルダーのファイルには適用されません。

サブフォルダーのファイルまで属性を一斉設定する

▼ /sオプションを使って、サブフォルダー内のすべてのファイルの属性も一斉に設定できます。

C:\data\etc>attrib +r *.* /s 1

▲ 結果、対象のフォルダー内の2すべてのファイルはもちろん、3サブフォルダーのファイルも一斉に読み取り専用(R)の属性になりました。

設定した属性を解除したい場合は、+の代わりに、-オプションをつけてコマンドを実行します。

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