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レジストリエディター上でレジストリキー(Registry Key)のフルコントロール所有権を取得する方法 - Windows 10

Windowsのレジストリエディターには、すべてのWindowsシステムとインストールされているプログラム、ユーザーアカウントに関する情報が格納されています。何らかの理由で、Windowsのレジストリ情報を追加、修正または削除など編集する場合は、管理者権限を持つユーザーアカウントが必要となります。

しかし、Windowsレジストリキーを変更・削除しようとすると、そのキーに対してアクセス許可がないとのエラーメッセージが表示されたりする場合があります。ユーザーアカウントはそのレジストリキーを編集するための所有権を取得する必要があります。

レジストリエディターを起動する

▼　まず以下のように、 Windows + Rキーを押して、ファイル名を指定して実行を起動します。1regeditと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼　レジストリエディタの実行を許可するかについてのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1はいボタンをクリックします。

▼　ここで例えば、あるレジストリキーをマウス右クリックし、新しいキーを追加しようとします。

▼　しかし、以下のように、新しいキーを作成するために必要なアクセス許可がありません。というエラーメッセージが表示されます。

アクセス許可を与える

それでは、特定のレジストリキーに対してユーザーアカウントがアクセスできるように設定してみましょう。その前に、レジストリはシステム情報が格納されている場所なので、正しく設定しないと、PCが正常に動作しなくなる恐れがあります。

▼　レジストリを変更する前に、レジストリーキーのデータをバックアップしておくことをオススメします。まず対象となるレジストリキーをマウス右クリックして1メニュー一覧のアクセス許可をクリックします。

▼　以下の(キー名)のアクセス許可ウィンドウが表示されます。1詳細設定ボタンをクリックします。

▼　(キー名)のセキュリティの詳細設定ウィンドウが表示されます。ここで所有者を指定します。1変更をクリックします。

▼　ユーザーまたはグループの選択ウィンドウが表示されます。1詳細設定をクリックします。

▼　以下の1検索ボタンをクリックして検索結果の一覧からアクセス権を与えたい2ユーザーアカウントまたはグループ名を選択します。3OKボタンをクリックします。

▼　選択するオブジェクト名を入力してください欄に、上記で選択したユーザー名またはグループ名が表示されます。確認ができたら1OKボタンをクリックします。

▼　以下のように、所有者が1Adminstratorsアカウントに変わりました。2OKボタンをクリックします。

▼　どこまでのアクセス権限を与えるかを設定します。対象となる1アカウントを選択し、ここでは2フルコントロールを選び、すべてのアクセスが出来るように設定します。3OKボタンをクリックし、プロパティを閉じます。

これで設定完了です。正常に新しいキーの追加作成ができるようになりました。