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Windows 10 フォルダーのアイコン・イメージを変更する方法

Windowsで表示されているフォルダーのアイコンは、大体　やのような形をしています。ユーザーも見慣れている形ですが、単純で飽きちゃったりします。また同じ形をしているので、何のフォルダーなのかすぐ見分けることは難しいです。こういう時にフォルダーのアイコンの形を変更することで解決できます。

もちろんフォルダーのアイコンを手軽に変更できるようにするソフトウェアもありますが、ここではWindows OSの内蔵機能を使ってフォルダーのアイコンを変更してみましょう。

Windows 10のアイコン

通常、アイコンは.ICO拡張子のファイル内に格納されます。多くのWindowsのアイコンはアプリケーションやフォルダ、ファイル、ショートカットの形で表示され、それぞれに適切な独自のアイコンが数多くあります。

しかし、JPEGやGIF画像ファイルのように.ICOファイルを一つ一つ作成して全部保存するには無理があるため、代わりに、.DLLファイル形式で一つにまとめて保存・使用しています。

特定のフォルダやファイル、ショートカットのアイコンを変更する場合は、.DLLファイルから特定のアイコンを指定することで変更できます。アイコンにはそれぞれ特定可能な固有番号が付いていて、Shell関連のレジストリ情報からアイコン番号指定に使われます。

Windows 10のアイコンの格納場所

▼　上述したように、Windows 10のアイコンは.DLLファイルに格納されています。これらの.DLLファイルはWindows10の以下のフォルダーに格納されています。これには２つの「.DLL」ファイルがあります。

%SystemRoot%\System32\imageres.dll

▼　この.DLLファイルにはWindows 10の多くの場所で使用されているアイコンが含まれています。色んな種類のフォルダ、ハードウェアデバイス、アクションなどのアイコンが保存されています。

%systemRoot%\system32\shell32.dll

こちらの.DLLファイルにもWindows10の様々な部分で使用されているアイコンがたくさんあります。

フォルダーのアイコンを変更する

アイコンの形を変更するには2つの方法があります。まずWindows内に用意されている既存のアイコンを使ってアイコンの形を変えてみましょう。例えば、デスクトップ上にある以下のフォルダーのアイコイメージ(フォルダー名：a)を変更してみましょう。

▼　フォルダー上でマウス右クリックし、1プロパティをクリックします。

▼　次に、プロパティウィンドウ画面の1カスタマイズタブにて、下部のフォルダーアイコンの2アイコン変更ボタンをクリックします。

▼　以下のアイコン変更画面が表示されます。デフォルトのパス(path)は%systemRoot%\system32\shell32.dllになっています。他の.DLLファイルからアイコンを指定したい場合は、以下の1参照ボタンをクリックします。

▼　ファイル名の入力ボックスにに1.dllファイルのパス(path)を入力し、2開くボタンをクリックしますと、指定された.dllファイルのアイコン一覧が表示されます。

アイコンを選択する

▼　ここでは初期デフォルトで設定されているshell32.dllを使用しましょう。表示されたアイコン変更ウィンドウにてフォルダーの中身がわかりやすいような1アイコンイメージを選んで2OKボタンをクリックします。

▼　《プロパティ》ウィンドウ画面に戻り、1アイコンイメージが変わっていることがわかります。2OKボタンをクリックし終了します。

▼　結果、以下のようなアイコンに変わりました。これで誰が見てもフォルダーの中身は音楽関連のものっていうことがすぐにわかると思います。フォルダー名も適切な名前に変更しましょう。