https://www.billionwallet.com > ハードウェア(Hardware) > デュアルモニター(マルチモニター)の2画面表示の設定方法
マルチディスプレイの設定方法<1>では、マルチディスプレイに必要なディスプレイ(モニタ)とパソコン、グラフィックスボードなどについて調べてみました。ここからはパソコン本体とモニタを繋げる接続端子(コネクタ)についてしておく必要があります。
接続端子は大きく3つに分かれます。D-sub、DVI、HDMIの3種類です。それらは大体以下の画像のような形をしています。
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D-subminiature(ディー・サブミニアチュア)の略で、周辺で一番よく見かける、通常「RGBケーブル」と呼ばれるアナログ信号の「VGA端子」のことを指します。アルファベットのDの形状をしていることから名前の由来となりました。
D-subコネクタはその形状とピン数(pin)によって分類されます。9ピン~68ピンのサイズまで様々です。今は高解像度のディスプレイにデジタル端子であるDVIとHDMIの搭載が一般化されていることもあり、D-SUBの使用は減りつつあります。
データをアナログ信号で表示する「CRTモニタ」はこのD-SUB端子でパソコンと繋がっています。データをデジタル処理するパソコンからCRTモニタに送信される際にデジタル信号をアナログ信号に変換する必要があるため、元のデータを損なってしまいます。
結果、DVIおよびHDMI端子と比べて、D-SUBでアナログ信号を処理する際にノイズや残像が生じたり画質的に劣ってしまいます。
Digital Visual Interfaceの略で、LCDモニタ用の高画質デジタルインタフェースで、DVIの映像出力規格はディスプレイに無圧縮のデジタル映像データを送信するよう設計されているので、画質を損なわないです。
過去アナログ専用の「CRTモニタ」からデジタル方式の「LCDモニタ」へ変わり始めた当時は、D-Sub(VGA)ポート規格のインターフェイスではデジタル映像信号の出力ができない問題がありました。
当時のグラフィックボードもほとんどがD-Subポートのみついていたため、パソコンのデジタル映像をそのままモニタに送る方法がありませんでした。それを解決するために登場したのがDVI(Digital Visual Interface)です。
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DVI規格はシングルリンク(Single Link)とデュアルリンク(Dual Link)の2つにわかれます。
1,920x1,200以下の解像度のモニタではシングルリンク規格のグラフィックカード(ビデオボード)を使っても問題ありませんが、27インチ以上の大型モニタで2,560x1,400の高解像度を表示するにはデュアルリンク(Dual Link)規格をサポートするグラフィックカードが必要になります。
DVIコネクタは、DVI-D(デジタル専用)DVI-A(アナログ専用)、DVI-I(デジタルおよびアナログ兼用)などがあります。
High Definition Multimedia Interfaceの略で、HDMIは主としてテレビやブルーレイプレイヤー(Blue-ray Player)などのデジタル家電機器によく使われます。映像信号のみ運ぶDVIとは違って、HDMIは映像と音声信号を同時に一つのケーブルで送信することができます。
DVIとHDMIは同じデジタル形式を使っているので、例えばパソコンにHDMIポートが一つ、ディスプレイにDVIポートが1つある場合は、以下の画像のようなHDMI-DVI 変換ケーブルを使ってお互いを繋げることができます。
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