User Account

Windows 11でユーザーアカウントを削除する方法

共有PCに異なるアカウントを設定すると、複数のユーザーが同じデバイスを使用できると同時に、全員に独自のサインイン情報を提供し、さらに独自のファイルやブラウザーのお気に入り、デスクトップ設定にアクセスできます。

Windowsアカウントにはローカルユーザーアカウント(オフラインアカウント)またはMicrosoftアカウントの2種類があります。

목차

PCに使用されていない、または不要になったユーザーアカウントがある場合は、削除することで完全に削除できます。このチュートリアルでは、ローカルユーザーアカウントをWindows 11から削除する方法を紹介します。

ユーザーアカウントを削除するには、管理者としてサインインする必要があります。現在サインインしているユーザーアカウントを削除することはできません。最初にユーザーをサインアウトする必要があります。

Windows設定でユーザーアカウントを削除する

▼  スタートボタン > 設定 > 1アカウントの順にクリックします。またはショートカット Windows + Iキーを押して設定を開きます。以下のところまでたどり着きます。右側の2家族とその他のユーザーをクリックします。

▼ 削除したい1ローカルアカウント(標準ユーザー)を選択し、《アカウントとデータ》の2削除ボタンをクリックします。

▼ 以下の内容をよく読んで問題なければ、1アカウントとデータの削除ボタンをクリックします。これでアカウントが削除されます。

このユーザーのアカウントを削除すると、このユーザーのデスクトップの項目、ダウンロードしたもの、ドキュメント、写真、ミュージック、その他のファイルなどのデータがこのPCから削除されます。このデータがまだバックアップまたは別の場所(別のPCなど)に保存されていない場合、データあ失われます。

コントロールパネルでユーザーアカウントを削除する

▼ 以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行ウィンドウを開いて、テキストボックスに1controlまたはC:\Windows\System32\control.exeと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼ 以下のコントロールパネルウィンドウが表示されます。1ユーザーアカウントをクリックします。

▼ ユーザーアカウントの変更にて1別のアカウントの管理をクリックします。

▼ 削除の対象となるユーザーアカウント、以下では1標準ユーザーの《25hours》を選択します。

▼ 基本、ユーザーアカウントの変更には4項目があります。ここでは1アカウントの削除で不要なユーザーアカウントを削除します。

▼ 以下の内容を確認して問題なければ、 1ファイルの削除ボタンをクリックします。

ユーザーアカウントを削除する前に、ユーザーアカウントのデスクトップと[ドキュメント]、[お気に入り]、[ミュージック]、[ピクチャ]および[ビデオ]フォルダーの内容を”ユーザー名”というデスクトップの新しいフォルダーに保存できます。ただし、ユーザーアカウントの電子メールメッセージやそのほかの設定は保存できません。

▼ 上記と同様に、アカウント削除で問題なければ、今度は1アカウントの削除ボタンをクリックします。

▼ これで標準ユーザーの《25hours》は削除されました。

ローカルユーザーとグループのユーザーアカウントを削除する

ローカルユーザーとグループ(Local Users and Groups)は、単一のローカルコンピューターまたはリモートコンピューターを管理するために使用できる管理ツールのコレクションであるコンピューター管理にあります。

ローカルユーザーとグループを使用して、コンピューターにローカルに保存されているユーザーアカウントとグループを保護および管理できます。ローカルユーザーまたはグループアカウントには、特定のコンピューターとそのコンピューターでのみアクセス許可と権限を割り当てることができます。

▼  Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1lusrmgr.mscと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼ 左ペインの1ユーザーを選択し、表示されているアカウントの削除したい2ユーザーアカウント(標準ユーザー)を選択してマウス右クリックし、3削除を選択します。または右端のユーザー ▶ 4ユーザーアカウント(標準ユーザー) ▶ 5削除をクリック/タップします。

▼ 以下の内容をよく読んで問題なければ、1はいボタンをクリックします。これでアカウントが削除されます。

各ユーザーアカウントにはユーザー名に加えて一意の識別子が存在します。ユーザーアカウントを削除するとその識別子も削除され、同じユーザー名で新たにアカウントを作成しても、その識別子は復元できません。そのため、ユーザーが現在アクセス許可を持つリソースにアクセスできなくなる可能性があります。

▼ 標準ユーザーのアカウントが削除されているのが確認できます。

Netplwizでユーザーアカウントを削除する

netplwiz.exeは、管理者がユーザーとグループを追加または削除できるようにするWindowsユーティリティです。netplwizは、パスワードを入力しなくてもアカウントにログインできるWindowsの自動ログイン時によく使われています。

▼  Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1netplwiz.exeと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼ ユーザーアカウント画面にて、削除したい1ローカルアカウントを選択し、2削除ボタンをクリックします。

▼ アカウントを削除しても問題なければ、1はいボタンをクリックします。これでアカウントは削除されました。

Windows PowerShellでユーザーアカウントを削除する

▼ Windowsターミナル(管理者)を開き、Windows PowerShellを選択します。以下の1コマンドを実行します。2アカウントが表示されます。その中で標準ユーザー《25hours》を削除対象にします。

Get-LocalUser

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▼ 以下の1アカウント削除のコマンドを実行します。しかし2アクセスが拒否されましたとエラーメッセージが表示されます。これは、アカウント削除時は必ず管理者権限で行う必要がありますが、ここでは管理者権限がないアカウントで操作を行ったからです。

Remove-LocalUser -Name “ユーザー名”

▼ 再度、1管理者権限Windows PowerShellを立ち上げて2削除コマンドを実行します。これで正常にアカウントが削除されるはずです。

コマンドプロンプトでユーザーアカウントを削除する

net userコマンドは、Windowsのユーザーアカウントを作成および変更することができます。コマンドライン スイッチを指定せずにこのコマンドを使用すると、ユーザーアカウントの一覧が表示されます。ユーザー アカウント情報はユーザーアカウントのデータベースに格納されます。

Windows PowerShellまたはコマンドプロンプト上でnet userコマンドを使いますと、上記のユーザーアカウントの作成や削除、パスワードの設定や変更などが簡単に素早くできます。

▼ 以下のように1net userコマンドを入力し、Enterキーを押します。表示されたアカウントのうち、ここでは2ローカルアカウントの《25hours》を削除対象にします。

▼ 以下の1削除コマンドを入力し、Enterキーを押します。しかし、2アクセスが拒否されましたとエラーメッセージが表示されます。これは、アカウント削除時は必ず管理者権限で行う必要がありますが、ここでは管理者権限がないアカウントで操作を行ったからです。

1net user “ユーザー名” /delete

▼ 再度、1管理者権限コマンドプロンプトを立ち上げて2削除コマンドを実行します。これで正常にアカウントが削除されるはずです。

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