▼ Windows 11では、一部のアプリをアクティブにしていない時でもバックグラウンドでアクションを実行し続けることができるバックグラウンドアプリ(Background Applications)があります。
バックグラウンドで、アクティブに使用されていないときに実行できる操作を決定します。バックグラウンドアプリの権限を、常にオン、電力最適化、常にオフ(アプリをバックグラウンドで実行させない)の3つのオプションで管理できます。
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▼ アプリをバックグラウンドで実行する設定は以下の1《バックグラウンドアプリのアクセス許可》にて行われます。
ここではレジストリエディター(Registry Editor)を使ってWindows 11のユーザーのアプリをバックグラウンドでの実行を完全に無効にする方法を紹介します。
▼ 以下のように、
キーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1regeditと入力し、2 ボタンをクリックします。▼ レジストリエディタの実行を許可するかについてのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1
ボタンをクリックします。▼ レジストリエディタが起動したら、以下のキーまで移動します。万が一の場合に備えて、レジストリを変更する前にバックアップを必ず行うことをお勧めします。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\BackgroundAccessApplications
▼ BackgroundAccessApplicationsの右ペインにて1マウス右クリックし、2新規 ▶ DWORD(32-ビット)値をクリックして新しい値を作成します。
▼ 1新しい値#1の名前を、2GlobalUserDisabledに書き換えます。
▼ 1GlobalUserDisabled値をダブルクリックし、表示されたDWORD(32ビット)値の編集画面で、値のデータに21と入力し3
ボタンをクリックします。これで設定完了です。▼ 以下のようになります。
上記の設定を反映させるためには、以下のFile Explorerプロセスを再起動するか、アカウントをサインアウトして再度サインインするか、PCを再起動して適用します。
▼ まず、Windowsファイルエクスプローラを開いた後に、ショートカット
キーを押して、1タスクマネージャーを起動します。▼ 次に、プロセスタブにてWindowsエクスプローラ上で1マウス右クリックし 2再起動をクリックするか3
ボタンをクリックします。一瞬、PCが更新されます。▼ 結果、1《バックグラウンドアプリのアクセス許可》項目が完全に非表示になっているので、アプリのバックグラウンドでの実行が出来なくなります。
▼ バックグラウンドアプリの機能を元に戻す(オン)には、1GlobalUserDisabled値を選択し
キーを押します。2 をクリックして削除します。これでバックグラウンドアプリのオプションが表示されるようになります。