▼ Windows 11ではファイルエクスプローラー(File Explorer)の外見に変化があり、Windows 10ではリボンが上部にありましたが、その代わりに以下の1コマンドバーに置き換えました。
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▼ Windows 10では1リボンからすぐ気楽にコマンドが選べます。
Windows 10のリボンに慣れているユーザーには、コマンドバーの使い方に戸惑うかもしれません。ここではコマンドバーを無効にして、ファイルエクスプローラーのリボンを復元する方法について紹介します。以下のようにWindows 11で1リボンが使えるようになります。
▼ 以下のように、
キーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1regeditと入力し、2 ボタンをクリックします。▼ レジストリエディタの実行を許可するかについてのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1
ボタンをクリックします。▼ レジストリエディタが起動したら、以下のキーまで移動します。万が一の場合に備えて、レジストリを変更する前に必ずバックアップを行うことをお勧めします。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID
▼ まずコマンドバーを無効にするために新しいキーを作成します。1CLSIDキーをマウス右クリックし、2新規 ▶ 3キー(K)をクリックして新しいキーを作成します。
▼ 1新しいキー#1が作成されます。名前を2{d93ed569-3b3e-4bff-8355-3c44f6a52bb5}に書き換えます。
▼ 新しいサブキーを作成します。1{d93ed569-3b3e-4bff-8355-3c44f6a52bb5}キーをマウス右クリックし、2新規 ▶ 3キー(K)をクリックして作成します。
▼ 1新しいキー#1の名前を2InprocServer32に書き換えます。
▼ InprocServer32キーの右ペインの1値のデータを修正します。現在(値の設定なし)になっています。2(規定)をダブルクリックします。表示された文字列の編集画面で、現在3空白になっている値のデータを確認し、4
ボタンをクリックします。▼ 以下のように値のデータは空白になっています。これでレジストリエディターでの編集は終わりました。
▼ コマンドラインを実行して簡単にリボンに変更することができます。タスクバーの
スタートボタンを右クリックするか、キーボードの キーを押して1Windowsターミナルをクリックします。▼ Windows Powershellを開き、以下のコマンドラインを実行します。
PS C:\>1reg add “HKCU\Software\Classes\CLSID\{d93ed569-3b3e-4bff-8355-3c44f6a52bb5}\InprocServer32” /f /ve
次に、上記と同様にファイルエクスプローラーを再起動してコマンドを反映させますと、同じ結果となります。
Windows 11には多くの新機能があり、そのうちの1つがWindowsターミナルです。Windows TerminalはデフォルトでWindows 11に含まれています。Windows Terminalとは、コマンドプロンプト、PowerShell、WSL(Windows Subsystem for Linux)などのコマンドラインツールやシ... Windows 11でWindowsターミナルを開く方法 - Billionwallet |
上記の設定を反映させるためには、以下のFile Explorerプロセスを再起動するか、アカウントをサインアウトして再度サインインするか、コンピューターを再起動して適用します。
▼ まず、Windowsファイルエクスプローラを開いた後に、ショートカット
キーを押して、1タスクマネージャーを起動します。▼ 次に、プロセスタブにてWindowsエクスプローラ上で1マウス右クリックし 2再起動をクリックするか3
ボタンをクリックします。一瞬、PCが更新されます。▼ 結果、Windowsファイルエクスプローラの上部にはコマンドバーの代わりに、Windows 10の1リボンに変わりました。
▼ 元のコマンドバーに戻すためには、上記で作成したキーを削除するだけです。最初に作成された1{d93ed569-3b3e-4bff-8355-3c44f6a52bb5}キーを選択し、キーボードの
キーを押します。2 ボタンをクリックします。再度、File Explorerプロセスを再起動した後、ファイルエクスプローラーを立ち上げてみますと通常のコマンドバーに戻っているのが確認できます。
▼ またはWindows Powershellでは、以下のコマンドラインを実行しますと、Windows 11のコマンドバーに戻ります。
PS C:\>1reg delete “HKCU\Software\Classes\CLSID\{d93ed569-3b3e-4bff-8355-3c44f6a52bb5}” /f
Windows 10でレジストリ エディターにてレジストリ(Registry)を編集することで、通常の設定アプリでは操作できない機能などを簡単に実行できます。…