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Windows Defenderセキュリティセンターでランサムウェア(Ransomware)やマルウェアからPCを保護する

Windows Defender Security Centerは、マイクロソフトから最も広く使用されているウイルス対策プログラムの1つです。Windows 10のFall Creators Update以降に標準で搭載されている最新機能は、コントロールされたフォルダーアクセス(Controlled Folder Access)であり、これを使用してランサムウェア(Ransomware)などの悪質なアプリや脅威から貴重なデータを保護することができます。

コントロールされたフォルダアクセスは、特定の保護されたフォルダ内のファイルを変更しようとするアプリケーションを監視します。この機能を有効にすると、事前に登録し保護されているフォルダーのファイルに変更を加えようとしたときに、許可されてないブロックされたアプリとして認識された場合は、実行できなくすることができます。これによりランサムウェア(Ransomware)から大事なデータに守ることができます。

正常にインストールしたアプリでも許可されたアプリのリストに登録されてない場合は、ドキュメントなどのデータを勝手に変更することができません。変更しようとすると以下のような通知が表示されます。

大事なデータが保存されているフォルダーはコントロールされたフォルダーアクセスに追加することでデータを保護することができます。保護されたフォルダのリストにフォルダを追加することはできますが、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、デスクトップなどのフォルダを含むデフォルトのリストは変更できません。

コントロールされたフォルダアクセス

▼　まず、Windows Defenderを起動します。 スタート > 設定 > 1更新とセキュリティをクリックします。

▼　1Windows Defenderタブを選択して2Windows Defenderセキュリティセンターを開きますをクリックします。

▼　1ウイルスと脅威防止を選択し、2ウイルスと脅威防止の設定をクリックします。

▼　1ウイルスと脅威防止にて、右のコントロールされたフォルダへのアクセスのトグルボタンを2オンにします。この機能を有効にすることで、許可したアプリのみ保護されているドキュメント、画像などの書き込みを実行することができます。

アプリのアクセスを許可する

今度は保護されたフォルダーににアクセスしファイルの中身を編集したり変更して保存できるように該当するアプリに許可を与えてみましょう。

▼　例えば、Windowsが許可してないアプリが保護されたフォルダーのファイルに変更を加えようとすると、以下のようなファイルが見つかりません。というエラーメッセージが表示されます。

▼　また認証してないプリによる変更はウイルスと脅威の防止：承認されていない変更がブロックされましたという通知が表示されます。

▼　アプリをアクセス許可を与えるためには、アプリをコントロールされたフォルダーアクセスで許可するセクションにて、1+許可されたアプリを追加するをクリックします。

▼　1対象のアプリの実行ファイルを選択して2開くボタンをクリックします。

▼　以下のユーザーアカウント制御(UAC)のダイヤログボックスが表示されます。1はいをクリックします。

▼　結果、保護されているアプリに1新たなアプリが追加されました。こちらも不要になった場合は削除ボタンをクリックして外します。これで変権の限が与えられました。

コントロールされたフォルダーへのアクセス許可はデータ保護には良いかもしれませんが、通常のスムーズなPC使用を妨げる可能性はあります。しかし、大体のアプリはコントロールされたフォルダーアクセスで許可されています。マイクロソフトがフレンドりと特定したアプリは常に許可されています。

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