https://www.billionwallet.com > Windows 10 > システム(System) > Windows 10 アプリ起動の追跡トラッキングを有効または無効にする方法

Windows 10 アプリ起動の追跡トラッキングを有効または無効にする方法

Windows 10は年に2度ぐらい大型のアップデートを行っています。PCのアップデートを終えた後は、新しい機能が追加されたり使いやすくなったりしますが、以前設定した機能が変更されたりリセットされていちから再度設定しなおす必要がある場合があります。特に個人情報にかかわるプライバシーの設定は一度再確認する必要があります。

Windows 10をインストールしたら、必ず先にやること~ユーザーのプライバシーを設定する

Windows 10オペレーティングシステムは、検索結果を向上させるために、アプリ起動を追跡するためにさまざまな方法を使用しています。スタートメニューや検索結果で1最も使用されているアプリに基づいてスタートメニューをカスタマイズできます。これはスタートメニューのよく使われるアプリケーションおよびデバイスの検索結果にすばやくアクセスするときに非常に便利です。

アプリの起動追跡をオフにすると、 Windows + R 実行およびファイルエクスプローラーのドロップダウンリストにあるアプリのAutoSuggest履歴も削除されて無効になります。ファイル、フォルダー、ドライブ、ネットワークおよびAutoSuggestのURLパスには影響しません。

ただし、Windows 10ではユーザーのプライバシーを保護するために、プライバシー設定を制御する柔軟性を提供しています。Windowsユーザーは、アプリ起動の追跡を無効にしてWindowsが起動されたアプリを追跡しないようにしてプライバシーの保護を向上させることができます。

プライバシーの設定

▼　アプリの起動追跡をオフまたはオンにするには、プライバシーの設定を変更するか、レジストリを微調整する必要があります。まずスタートメニューから最も使用されているアプリのリストを非表示にするために、以下のスタート > 個人用設定 > スタート > 1よく使うアプリを表示するをオフにします。

▼　引き続き、プライバシー > 1全般をクリックして右側の2Windows 追跡アプリの起動を許可してスタート画面と検索結果の質を向上しますをオフにします。

結果確認

▼　結果、スタートメニューからよく使うアプリの項目が非表示になり、以下のように過去に行われたコマンドがすべて削除されリセットされました。

ローカルグループポリシーエディターから設定する

▼　グループポリシーから無効にすることもできます。まず Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開いて、テキストボックスに1gpedit.mscと入力し、2OKボタンをクリックしてグループポリシーを起動します。

Windows10 Homeでローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)をインストールする方法

ローカルグループポリシーエディターウィンドウが表示されましたら、以下のフォルダーまで移動します。

ユーザーの構成\Windowsコンポーネント\画面の端のUI

▼　右側の1アプリの使用状況の追跡をオフにする項目をダブルクリックします。

▼　詳細設定の画面にて、1有効に選択し、2OKまたは適用ボタンをクリックします。これで設定は終わりました。PCを再起動して再ログイン後に確認してみましょう。

このポリシー設定を使用すると、頻繁に使用および検索されるアプリを追跡できなくなります。このポリシー設定を有効にした場合、アプリは次の項目でアルファベット順に並べ替えられます。

- 検索結果、- [検索] ウィンドウおよび [共有] ウィンドウ、- 選択ツールに表示されるアプリのドロップダウンリスト

このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、頻繁に使用および検索されるアプリが追跡されます。使用頻度が高いアプリは先頭に表示されます。

▼　結果、以下のように、1項目がグレーアウトして操作できないようになります。

Windows 10 ローカルグループポリシー(Local Group Policy)