https://www.billionwallet.com > Windows 10 > File Explorer > ユーザーアカウントにアクセス権や共有フォルダを振り分ける - Windows 10
1台のパソコンを共有している複数の標準ユーザーそれぞれに共有フォルダーを振り分けることができます。家族同士にプライバシーを守るために、親が子供たちに個別のフォルダーを持たせるように設定してあげるときにいいかもしれません。
例えば、パソコン1台に管理者アカウント以外に2つの標準ユーザーアカウントが存在する場合、管理者が2人の標準ユーザーに個別に使えるフォルダーを指定てあげますが、標準ユーザーのお互いのフォルダーにはアクセスできないように設定してみましょう。
ここでは、ネットワーク接続ではなく、あくまでもパソコン1台のでフォルダーの振り分けとなります。ただ管理者アカウントはすべてのフォルダーへアクセス権ができます。
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例として、ここで使用する管理者アカウント名は《M》、標準ユーザーアカウント名は《Friend》と《Someone》の3つのアカウントとなります。
▼ まず標準ユーザー《Friend》に専用のフォルダーを指定してみましょう。Windowsエクスプローラーを起動し、1対象フォルダーをマウス右クリックして2アクセスを許可する > 特定のユーザーをクリックします。
▼ ファイルの共有ウィンドウにて、共有する相手を選んでくださいのタイトルのように、対応するアカウントを指定します。1アイコンをクリックし、標準ユーザーアカウントの《Friend》を選択します。
▼ 1追加ボタンをクリックします。
▼ 《Friend》アカウントのアクセス許可のレベル項目から1読み取り/書き込みを選択します。
▼ 1共有ボタンをクリックします。
▼ 以下のように、共有フォルダーが作成されました。1終了ボタンをクリックします。
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▼ 上記と同様、もう1つの標準ユーザーアカウント《Someone》にも、以下のように、共有フォルダー《B_pictures》を作成しました。
上図の1「コンピューター上のすべてのネットワーク共有を表示します」をクリックしますと、以下のように、上記で作成したネットワーク上の共有フォルダーが表示されます。
▼ それでは、共有フォルダ《A_photos》へアクセス権のないユーザーアカウント《Someone》でアクセスしてみましょう。ここではネットワーク接続ではなく、あくまでもローカルフォルダーへのアクセスとなります。まず、下のように、1標準ユーザーの《Someone》にサインインします。
▼ 次に、Windowsエクスプローラー上で共有フォルダ《A_photos》にアクセスしてみましょう。結果、以下のようにこのフォルダーにアクセスする許可がありませんというメッセージが表示されます。
▼ 上図の続行ボタンをクリックしますと、以下の管理者アカウントのパスワードを求められます。現在この共有フォルダーにアクセス権を持っているのは管理者アカウント《M》と標準ユーザーの《Friend》のみです。
▼ これがローカルではなく、ネットワーク接続の場合は、以下のようなネットワークエラーメッセージが表示されます。
▼ 標準ユーザーアカウント《Friend》でアクセスした場合は、以下のように、フォルダーにアクセスできます。
▼ 反対に、ネットワーク上で共有フォルダ《A_pictures》へアクセス権のない標準ユーザーアカウント《Friend》でアクセスすると、以下のようにネットワークエラーメッセージが表示されます。
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