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Windowsフリップ：Alt+Tabの切り替えウィンドウの透明度を調整する

複数のウィンドウやアプリを起動しますと、今作業中のアプリやウィンドウの区別がつかずに、違うアプリに作業を切り替えるにも大変で、プログラムを探すのが大変です。

こういうときに、以下のようにAltキーを押しながら、Tabキー押しますと、ディスプレイ上に表示されている全てのアプリやウィンドウがモニター画面の中央に並ぶようになり、アプリやウィンドウが一目瞭然で分かりやすい切り替えウィンドウが表示されます。

[Alt]+[Tab]キー：ウィンドウの切り替え

ディスプレイ上に表示させたいウィンドウは、Altキーを押しながらTabキー、または「」で順番に移動しながら、ウィンドウを選択しEnterキーで決めます。

切り替えウィンドウの背景は基本設定としては暗い不透明な色です。これを好きな透明度に調整する方法を紹介します。レジストリ情報を編集することで自由自在に設定できます。

▼　まず以下のように Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。[名前：]のテキストボックスに1regeditと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼　レジストリエディタの起動を許可するかどうかのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。 1はいボタンをクリックします。

▼　「レジストリエディタ」ウィンドウが開きます。まず、現在のログインしているユーザーの場合は、以下のパス（path）まで移動します。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer

▼　まず1「Explorer」キー上でマウス右クリックし、2「新規」＞「キー(K)」をクリックして新しいキーを作成します。

▼　「新しいキー＃1」の名前を1「MultitaskingView」に変えます。

▼　次に、1「MultitaskingView」キー上でマウス右クリックし、2「新規」＞「キー(K)」をクリックして新しいキーを作成します。

▼　「新しいキー＃1」の名前を1「AltTabViewHost」に変えます。

ここで、切り替えウィンドウの背景の透明度を調整するのに使用する値を作成します。

▼　「AltTabViewHost」キーの右側のウィンドウの空いている場所で、マウス右クリックして、1「新規」＞「DWORD(32ビット)値」をクリックし、新しい値を作成します。

▼　「新しい値＃1」の名前を1「Grid_backgroundPercent」に変えます。

これで、基本キーと値の作成は終了しました。ここからは「値のデータ」に透明度の数値を入力してみます。

▼　1「Grid_backgroundPercent」の値をダブルクリックしまず。編集画面にて、まず2「表記」を「10進数」にし、3「値データ」のテキストボックスに好きな数値をを記入します。ここで透明性レベルを「50」にしました。

4OKボタンをクリックします。

「値データ」には「0~100」の数値を入力します。この数値は、不透明度のパーセンテージを表します。「0」の場合は、完全に透明になります。「100」は完全に不透明になります。

それでは、透明度のパーセンテージごとにどのように表示されるのかをみてみましょう。

▼　「値データ」：「100」

▼　「値データ」：「75」

▼　「値データ」：「50」

▼　「値データ」：「0」

▼　基本的に上記の「Windowsフリップ(Alt+Tab)」機能と同じです。表示方法は異なりますが、キーを離しても、デスクトップから消えることなく、ウィンドウをマウスで選択できます。上記の「Alt+Tab」キーは離しますと、デスクトップから切り替えウィンドウが消えてしまいます。