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Windows 10 任意のアプリケーションの起動を制限する~違うアプリが起動されるよう設定する

Windows 10 アプリの起動方法は、通常アプリのアイコンをクリックすることで実行されるわけです。ここではアプリアイコンや実行ファイル(.EXE)をクリックしたときに、対象となるアプリケーションではなく、全く違いアプリケーションが起動するように設定してみましょう。

例えば、Webブラウザーを立ち上げようとクリックしちゃうと、画像アプリの《フォト》とか《メモ帳》が起動されちゃうような設定方法です。第3者からみると、おそらくアプリのアイコンと全く違うアプリが起動されてしまう理由はわからないでしょう。これはレジストリエディタを使って任意のアプリケーションの起動を制限することで実現可能になります。

レジストリエディタを起動する

▼　まず、以下のように、 Windows + Rキーを押してファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1regeditと入力したら2OKボタンをクリックします。

▼　レジストリエディタの起動を許可するかどうかのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。 1はいボタンをクリックします。

▼　レジストリエディタウィンドウが開きます。まず、現在のログインしているユーザーの場合は、以下のパス（path）まで移動します。

新しいキー(Key)を作成する

▼ Image File Execution Optionsキー上で1マウス右クリックし、2新規 > キーをクリックします。

▼　ここでは一例として《ファイヤーフォックス(FireFox)》ブラウザを挙げます。新規キーの名前を1firefox.exeと書き換えます。《firefox.exe》キーがある場合は、新規作成する必要はありません。

新しい値を作成する

▼　次に、firefox.exeキーの右ペインで1マウス右クリックし、2新規(N) > 文字列値(S)をクリックします。

▼　新規の値の名前を1「Debugger」と書き換えます。

▼　次に、Debugger値をダブルクリックし、値のデータ欄に、FireFoxブラウザの代わりに起動させたいアプリの実行ファイルをフルパス(Full Path)で入力します。ここでは《メモ帳》を使用してみます。1Debugger値をダブルクリックし、値のデータのテキストボックスに2"C:\Windows\system32\notepad.exe"と入力します。3OK ボタンをクリックします。

▼　Windows標準アプリを起動する場合は、実行ファイルのファイル名(.exe)のみ入力するだけです。例えば、1メモ帳(notepad.exe)、電卓(calc.exe)、コマンドプロンプト(cmd.exe)など実行ファイルだけの入力で十分です。

別途インストールしたアプリの場合は、フルパス(Full Path)を入力します。ファイルが格納されている場所のパス(path)を確認する方法は以下の記事を参考にしてください。

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▼　例えば、Google Chromeの場合は、1《C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe》と入力します。

これで設定完了です。レジストリエディタを閉じます。正しく設定が出来たのか確認してみてください。《FireFox》ブラウザの実行アイコンをクリックし起動しますと、《メモ帳》が立ち上がるはずです。