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https://www.billionwallet.com > Windows 10 > PC起動/再起動 > ブートマネージャーにセーフモード(Safe Mode)を追加・削除する - Windows 10

Windows Powershellを使ってブートマネージャーのオペレーティングシステムの選択オプションにセーフモード(Safe Mode)を追加・削除する

通常のPC起動は標準モードで行われますが、PCの調子が悪くなり、重大なトラブルなどが発生した場合、セーフモードで起動してトラブルシューティングを行うことができます。Windowsセーフモード(Safe Mode)はファイルやドライバーなどWindowsの機能を限定した状態で必要最小限のシステム環境でパソコンを起動します。

PCのブートマネージャーのオペレーティングシステムの選択オプションに標準モード以外にセーフモードを追加してみます。コマンドプロンプト(Command Prompt)でも作成できますが、ここではWindows PowerShellを使って「セーフモード」を作ってみます。

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Windows PowerShell

Windows PowerShellとはMicrosoftマイクロソフトが開発したシステム管理用で特別に設計された、拡張可能なコマンドラインインターフェース(CLI)シェルおよびスクリプト言語です。

.NET Framework上に構築されたWindows PowerShellはWindowsオペレーティングシステム上で実行されるアプリケーションの管理を制御する、コマンドプロンプトより専門的な作業に向いています。

Windows 7以降のオペレーティングシステム (OS) に標準で搭載され、Windows 10にはWindows PowerShell 5.0が標準内蔵されています。

Windows PowerShellを起動する

▼ キーボードの Windows + Xキーを押し、1Winodws PowerShell(管理者)をクリックする、または スタートボタンからWinodws PowerShell(管理者)をクリックします。

Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降には スタートボタンの右クリックメニューからコマンドプロンプト項目がなくなってしまいましたWindows Powershellが既定の表示シェルになりました。コマンドプロンプトに切り替える方法は以下のリンク先から確認できます。

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▼ 昇格された特権でWinodws PowerShellを起動するのを許可するかどうかのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1はいボタンをクリックします。

セーフモード(Safe Mode)を作成する

▼ 現在サインイン中のWindowsの識別子{Current}をコピーして、システム構成にてセーフモードとして起動するように設定してみます。以下のコマンドラインを実行します。Windows10 Safe Modeは表示名称(description)です。適切な名前を付けます。

bcdedit /copy "{Current}" /d “Windows10 Safe Mode”

▼ {Current}は必ず1" "で囲みます。コマンドプロンプトで同じコマンドラインを使う場合、{Current}の" "は不要です。

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システム構成でセーフモードを設定する

▼ システム構成にて上記で作成したセーフモードの詳細を設定していきます。キーボードの Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開き、テキストボックスに1msconfigと入力し2OKボタンをクリックします。

▼ システム構成画面が表示されます。以下のように、2つの標準モードのオペレーティングシステムの下に、新たに日本語バージョンのWindows 10 Safe Modeが追加されました。ちなみに、ここではマルチブートにセーフモードを追加する形です。

▲ ブートタブにて、セーフモードの1Windows 10 Safe Modeを選択し、以下のブートオプションにて2セーフブートにチェックを入れ、最小を選択します。

3すべてのブート設定を固定するにチェックし、4OKボタンをクリックします。

▼ 以下のメッセージが表示されます。1はいボタンをクリックします。

▼ 引き続き、1再起動ボタンをクリックします。これでセーフモードのオペレーティングシステムの選択オプションへの追加作業は終了しました。

▼ PCを再起動しますと、以下のように1セーフモードが追加されているのが確認できると思います。クリックしますと、必要最小限のWindowsOSが起動されます。

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セーフモード(Safe Mode)を削除する

不要になったセーフモードをWinodws PowerShellで削除してみます。

OSの{識別子}を確認する

前述したように、Winodws PowerShellやコマンドプロンプトでセーフモードを削除するには{識別子}の確認が必要となります。

オペレーティングシステム(OS)の起動時の構成情報を格納している場所がブート構成データ(BCD)です。bcdeditコマンドを使用し、ブート構成データから各Windows OSのブートローダーのidentifier(識別子)を確認することができます。

▼ 以下の1コマンドを入力し、Enterボタンをクリックします。bcdeditのオプション/vは、エントリ形式で表示するコマンドライン オプションとしてエントリ識別子の完全な形式を表示しくれます。

1bcdedit /v

以下のように{識別子}名が2{current}で簡単に表示されます。

▼ 1「bcdedit」のみコマンドを実行しますと、{identifier(識別子)}が2{cuttent}という形で簡単に表示されます。

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Windows 10起動時にオペレーティングシステムの選択オプション(ブートオプション)/ブートマネージャーに「セーフモード(Safe Mode)」を追加する

▼ 以下のセーフモードがdescriptin:1Windows10 Safe Modeの2{識別子}が確認できました。

セーフモードを削除する

▼ 上記の方法で確認した{identifier}={識別子}を使ってセーフモードを削除してみましょう。以下の1コマンドを入力し、Enterボタンをクリックします。

1bcdedit /delete "{identifier}"

▼ 削除コマンドを実行した直後に、システム構成からセーフモードが削除されています。

PCを再起動してみますと、ブートマネージャーのオペレーティングシステムの選択オプションから、セーフモードが消えているのがわかると思います。

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