https://www.billionwallet.com > Windows 10 > コマンドプロンプト(Command Prompt) > デスクトップやドライブ、フォルダーからコマンドプロンプトを開く - Windows 10
Windowsのグラフィックユーザーインターフェース(GUI)はPCでの作業をわかりやすくするに欠かせないことになりました。過去のMS-DOSのようなモノクロ(白)画面でわけのわからないコマンドラインを入力してた時代と比べるとすごく便利なになりました。
しかし、簡単なPC作業を一括で行うときはGUIよりコマンドプロンプトで実行するのが便利な時もありますので、時々コマンドプロンプトでコマンド処理したりします。
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Windows 10 Creators Update(バージョン1703)後には スタートボタンの右クリックメニューからコマンドプロンプト項目がなくなってしまいました。Windows Powershellが既定の表示シェルになりました。コマンドプロンプトに切り替える方法は以下のリンク先から確認できます。
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スタート画面の右クリックメニューから消えているコマンドプロンプトを表示する方法ここでは、コマンドプロンプトをもうちょっと便利に使用するために、以下のようにWindowsのデスクトップや、ドライブ、フォルダーなどどこでも、マウス右クリックし1コマンドウィンドウをここで開く(W)をクリックすることで、素早く起動できるようにする方法を紹介します。
▼ まず以下のように Windows + Rキーを押してファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1regeditと入力し、2OKボタンをクリックします。
▼ レジストリエディタの起動を許可するかどうかのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1はいボタンをクリックします。
▼ コンテキストメニューにコマンドウィンドウをここで開く(W)を追加するために、以下の一連のレジストリ情報を追加していきます。いくつかのレジストリ情報に分かれて、内容が長いのですが、実際に同じ内容のレジストリを繰り返し追加するだけです。
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd2]
@="@shell32.dll,-8506"
"Icon"="imageres.dll,-5323"
"NoWorkingDirectory"=""
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd2\command]
@="cmd.exe /s /k pushd \"%V\""
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\cmd2]
@="@shell32.dll,-8506"
"Icon"="imageres.dll,-5323"
"NoWorkingDirectory"=""
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\cmd2\command]
@="cmd.exe /s /k pushd \"%V\""
[HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell\cmd2]
@="@shell32.dll,-8506"
"Icon"="imageres.dll,-5323"
"NoWorkingDirectory"=""
[HKEY_CLASSES_ROOT\Drive\shell\cmd2\command]
@="cmd.exe /s /k pushd \"%V\""
[HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background\shell\cmd2]
@="@shell32.dll,-8506"
"Icon"="imageres.dll,-5323"
"NoWorkingDirectory"=""
[HKEY_CLASSES_ROOT\LibraryFolder\Background\shell\cmd2\command]
@="cmd.exe /s /k pushd \"%V\""
▼ レジストリエディタウィンドウが開きます。まず、現在のログインしているユーザーの場合は、以下のパス(Path)まで移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell
[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd2
まず、shellキーのサブキーとしてcmd2を新規作成し、そこに以下の値を新規作成していきます。
値1: (規定) ="@shell32.dll,-8506"
値2:"Icon"="imageres.dll,-5323"
値2:"NoWorkingDirectory"=""
▼ 1shellキー上でマウス右クリックし、2新規 > キー(K)をクリックして新しいキーを作成します。
▼ 新しいキー#1の名前を1cmd2に変えます。
▼ 右側の1(規定)の値をダブルクリックし、値のデータのテキストボックスに2@shell32.dll,-8506と入力し、3OKボタンをクリックします。
▼ 次に、Icon値を作成します。以下のように右ペインでマウス右クリックし、1新規 > 文字列値(S)をクリックします。
▼ 新しい値#1の名前を1Iconに書き換えます。
▼ 上記と同様の方法で、Icon値を以下のように編集します。1Iconの値をダブルクリックし、値のデータのテキストボックスに2imageres.dll,-5323と入力し、3OKボタンをクリックします。
▼ 次に、上記の方法で文字列値のNoWorkingDirectory値を作成し、以下のように編集します。
▲ 1「NoWorkingDirectory」の値をダブルクリックし、2「値のデータ」のテキストボックスは空欄のままにしておきます。3OKボタンをクリックします。
▼ 結果、作成された「cmd2」キーの値は以下となります。
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上記で作ったcmd2のサブキー(Sub-Key)としてcommandを新規作成します。
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\cmd2\command
▼ shell\cmd2のサブキーとしてcommandを新規作成し、そこに以下の値を新規作成していきます。
値: (規定) = "cmd.exe /s /k pushd \"%V\""
▼ 上記と同様な方法で、cmd2の新しいサブキーを作って1commandと名前を付けます。
▼ commandキーの右側の値を編集します。右側の1(規定)の値をダブルクリックし、値のデータのテキストボックスに2cmd.exe /s /k pushd \"%V\"と入力し、3OKボタンをクリックします。
▼ 結果、作成されたcommandキーの値は以下となります。
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