https://www.billionwallet.com > Windows 10 > メール(Mail) > Outlookで受信したメールの文字化けを直す - Outlook 2010
メールを受信したときに文字化けして、内容が読めないことを経験したことあると思います。文字化けメールとは、以下のように日本語の文字が意味不明な記号などが並んで、中身が分らないメールのことです。なぜ文字化けは起こるのでしょうか?
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多くの方がMicrosoft OfficeのOutlookを使い、メールの送受信を行っていると思いますが、大体Outlookでの文字化けの原因はメールのエンコードの設定問題です。
日本語でメールを書いて相手側に内容を送信する場合、日本語は文字コードというもので表記します。主な文字コードとしてはMS-DOS時代から使われているシフトJIS、UNIX環境下で使用されているEUC、日本工業規格(JIS)で定めた文字符号で一般にインターネットや電子メールなどでよく利用されているJISコード、アメリカのApple・MS・IBMなどが中心になって多国語処理にも適したUnicode(ユニコード)などがあります。
通常日本語メールは、自動選択 シフトJISUnicode(UTF-8)Unicode(UTF-7)EUCなどの文字コードが使われています。
Outlookメールでの文字化けの主な原因は、大半この文字コードのエンコードの設定に問題があります。このエンコードとはなんでしょう?
エンコード (encode) とは、符号化という意味で、日本語の文字コードで作成されたをメールは、メール送信の際にエンコードされて送られます。そのメールを受信者側で文字コードをデコードという処理行い、送信者の元のメールが読めることになりますが、送信者と受信者のエンコードの設定が異なりますと文字化けが生じてしまいます。
それではOutlookで受信したメールが文字化けしている場合の解決策について調べましょう。大体エンコード設定間違いが原因なので、正しいエンコード選択することでメール内容が正しく表示されます。
1.まず、文字化けしているメールをダブルクリックでメッセージを別ウィンドウで開きます。
2.メッセージ タブ > 移動 > アクションボタンをクリック、更に、その他のアクション → エンコード > 日本語のエンコード種類から1つ選択します。通常の場合は日本語(自動選択)かUTF-8で文字化けが直ります。
文字化けは受信側だけの問題ではなく、メールの送信側も文字化けを起こさないようにメール送信に気を付ける必要があります。
文字化けしないメールを送信するには、可能な限りテキスト形式のメール(JISコード)で送信したほうがいいと思います。HTML形式だとHTMLタグなどにより文字化けなどのエラーが発生する可能性があります。
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▼ それでは、Outlook のオプションの詳細を設定しましょう。ファイル >オプションの順にクリックします。
▼ 次に、メールタブ > メッセージ作成にてプルダウンメニューからテキスト形式が選択してOKボタンをクリックします。
▼ 最後に、詳細設定タブのにて、右側の文字設定オプションから送信メッセージのエンコード方法を自動選択する(L)にチェックを外します。その下にある送信メッセージで優先使用するエンコード方法(E)では日本語(JIS)を選択します。これで設定は終わります。
それでは、正しく設定が出来ているのかを確認しましょう。新しい電子メールをクリックしてみます。
下図のように、上部のタイトルがテキスト形式で表記されていることがわかります。またエンコードも日本語(JIS)がデフォルトで指定されています。これで送信時の文字化けが起こる確率がグーンと下がったと思われます。
しかし、送信側から受信側にメールが届く間にも通信エラーなどによりメール情報を損なったりして文字化けが起こる可能性もあり、いろいろ文字化けの原因はあるわけです。
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