https://www.billionwallet.com > Windows 10 > システム(System) > Windows標準システム評価ツール(WinSAT)でPC性能を測定してエクスペリエンスインデックスでスコアを表示する
Windowsのエクスペリエンス インデックス(Experience Index)は、パソコンのハードウェアの性能がどの程度で動作しているかを測定・評価し、それを数値で表したWindowsシステム評価ツール(WinSAT)です。基本スコアが高ければ、評価も高いです。Windows7ではこのツールが標準搭載されていましたが、Windows10ではなくなっているようにみえます。
実際になくなっているわけではなく、画面上から消えているだけで、コマンドラインを使ってパソコンの性能を測定・評価し、エクスペリエンス インデックスを使ってスコアを表示することはできます。Windows エクスペリエンス インデックスはハードウェアの性能を指標で表したものです。
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すべてのPCデバイスのことを把握するのは難しいですが、エクスペリエンス インデックスは、PCの基本スコアとプロセッサ(CPU)の速度、メモリ(主記憶装置)の速度、グラフィックス性能、プライマリハードディスク(HDDやSSD)の転送速度などについてスコアを知ることができます。
▼ まず、キーボードの Windows + Xキーのショートカットキーを押してコンテキストメニューから2コマンドプロンプト(管理者)(A)をクリックします。
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)後には スタートボタンの右クリックメニューからコマンドプロンプト項目がなくなってしまいました。Windows Powershellが既定の表示シェルになりました。コマンドプロンプトに切り替える方法は以下のリンク先から確認できます。
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スタート画面の右クリックメニューから消えているコマンドプロンプトを表示する方法▼ 以下のコマンドプロンプト(管理者)が開きます。PC性能を測定する以下のコマンドを入力し、 Enterキーを押して実行します。システム評価が開始されます。
winsat.exe formal
コマンドプロンプトの起動方法については下記の記事を参考にしてください。
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コマンドプロンプト(Command Prompt,cmd)を起動するいくつかの方法▼ しばらくコマンドが実行され、完了後は以下の画面になります。
▼ Windows システム評価ツールの動作が終了したら、その結果が入っているファイルの格納場所である以下のCドライブのフォルダーまで展開しましたら、xml形式で保存されます。
C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStore\[日付].Formal.Assesment(Initial).WinSAT.xml
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▼ PowerShellで以下のコマンドを実行し、インデックス・スコアが表示されます。
Get-CimInstance Win32_WinSat
▼ Webサイト上でエクスペリエンス インデックスをサービスしてくれるWEBmarksというWebサイトにアクセスします。
http://winsat.aroundit.net/ja/
▼ 以下のように、Windowsエクスプローラーから上記のファイル日付.Formal.WinSAT.xmlを、WEBmarksの4番にドラッグ・アンド・ドロップします。
▼ 結果、以下のように基本的なハードウェアの性能がスコアで表示されます。
他にも、Webサービスではなく、セットアップファイルをインストールしてWindows エクスペリエンス インデックススコアを表示してくれるソフトウェアもあります。
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