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Windows 10 ドライブの最適化(デフラグ/Defrag)でハードディスクを整理して快適なパソコン環境を作る

パソコンのハードディスクの最適化とは、長期間パソコンを使用するとハードディスクにファイルを保存したり削除しているうちに、データファイルがあちこちバラバラに断片化されてしまいデータの読み込みが遅くなったりしますが、この状況を綺麗に整理しパソコンの動作を改善することを意味します。

例えば、お部屋が散らかっていてどこに何があるのかわからず、必要なものを探すのに時間がかかってしまう、これをきれいに整理整頓しものを探しやすい(=データファイルの読み込みが早くなる)環境を整えることです。

ディスクドライブの最適化を行うにはWindowsの標準搭載つーるであるデフラグを使うのが一番簡単です。

デフラグとはデフラグメンテーション(Defragmentation)の略語です。パソコンの使用環境によってデフラグの処理時間がちがいますが、実行する前に、無駄なデータファイルやフォルダーを削除したり、ある程度整理してからドライブの最適化を行った方が良いでしょう。

最適化(デフラグ)を実行する

最適化(デフラグ)ツールを開くのにいくつかの方法があります。

▼　まず スタート ＞ Windows管理ツール ＞ ドライブのデフラグと最適化順にクリックします。

▼　または、Windowsエクスプローラーを開いて、以下のように、左側のナビゲーションツリーのPCを選択し、右側のデフラグ一覧からドライブを選びます。

準備が整いましたら、リボンの管理 ＞最適化をクリックします。これでドライブの最適化のツールが起動します。

▼　以下のように、Cドライブは既に最適化が完了している状況で、ここではDドライブを対象に最適化を行ってみます。Dドライブを選択し最適化(O)ボタンをクリックします。

左側の分析(A)ボタンとは最適化を行う前に、ディスク分析を行うことでディスクの断片化状況を把握します。対象ドライブの断片化が少ない場合、最適化を行わないなどドライブ最適化の必要があるかどうか確認ができます。

▼　以下のように、最適化が実行中...になります。途中で最適化をやめる場合は停止(T)ボタンをクリックします。

最適化(デフラグ)を予約する

▼　下図は最適化が完了した状況です。ここから更にハードディスクドライブの最適化のスケジュール予約ができます。忘れがちな最適化を定期的に自動で行うことができます。

以下のように、まず「オフ」になっているスケジュールされた最適化を有効にするボタンを押して「オン」にします。

これでドライブの最適化スケジュールの設定は終了します。

▼　ドライブ最適化の予約はいつでも変更可能です。「オン」になっている状態で、設定の変更(S)ボタンをクリックします。

最適化(デフラグ)実行ファイルの格納場所

▼　最適化(デフラグ)の実行ファイルが格納されている場所は、以下のC:\Windows\System32フォルダーにdfrgui.exeがあります。

ファイルが削除されたりして最適化(デフラグ)が実行できない場合は、以下の場所に実行ファイルをコピペして復活させます。