https://www.billionwallet.com > Windows 10 > BitLocker暗号化 > BitLockerドライブ暗号化を使用してドライブ全体のファイルの保護する - Windows 10
BitLockerとは、Microsoft Windowsに搭載されているドライブを暗号化する機能のことをいいます。BitLockerは個々のファイルやフォルダー対象ではなくドライブ全体を丸ごと暗号化します。
BitLockerを使うことで、ドライブ内のファイルおよびシステムファイルを暗号化し、外部の不正アクセスによる覗き見を防いだり、万が一物理的にドライブを盗まれてもデータ情報を取り出したり書き込むことができなくなり、ドライブ全体のセキュリティを強化します。
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▼ ここからは、暗号化が終わったUSBメモリードライブを対象にロック解除について説明していきます。暗号化済みのUSBメモリードライブをPC本体に接続しますと、以下のようなエラーメッセージが表示されます。一旦、OKボタンをクリックして画面を閉じます。
▼ Windowsファイルエクスプローラーでみますと、暗号化済みのドライブに ロックアイコンが表示されています。
▼ このドライブにアクセスするには、暗号化を行う際に指定したロック解除のパスワードを入力し、ロック解除する必要があります。
▼ 万が一、解除用パスワードが違う場合は、代わりに回復キーを入力してロック解除ができます。以下のように回復キーを入力する項目をクリックします。
▼ 以下の回復キーを入力する画面が表示されます。1テキストボックスに 48桁の回復キーを入力する必要があります。
▼ ドライブ暗号化時に作成した 回復キー保存のファイル(例えば、BitLocker 回復キー 815207-244697-239583-212201-419633-805689-232147.txt)を探し出してファイルをダブルクリックし、以下のメモ帳でファイルを開きます。
以下のように長い数字の回復キーがあります。回復キーをマウスでドラッグし、1Ctrl + Cキーでコピーします.
▼ 再び回復キー入力画面に戻り、以下のようにテキストボックスに1Ctrl + Vキーで貼り付けます。2ロック解除ボタンをクリックします。
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▼ 暗号化されたUSBメモリーの場合、以下のようにリムーバブルドライブ《BitLocker To Go》:BitLockerが有効です(ロック)と表示されています。ロックを解除する場合は、ドライブのロックを解除をクリックします。
▼ 上記の解除方法と同様、パスワードか回復キーを使って解除設定を行います。
▼ ロック解除された暗号化済みのドライブにいくつかの設定ができます。《回復キーのバックアップ》《パスワードの変更》《バスワードの解除》《スマートカードの追加》《自動ロック解除の有効化》《BitLockerを無効にする》などの設定項目があります。
▼ パスワードを忘れたりする場合に備えて、上図の回復キーのバックアップをクリックして、以下のように回復キーを保存する場所を選択し、バックアップを行います。
▼ パスワードの変更は初期指定したパスワードを新しいパスワードに書き直すことができます。
▼ 現在設定されたパスワードを削除する場合は、先に別途ロック解除方法を設定しておく必要があります。
▼ 自動ロック解除の有効化を選択した場合は、USBメモリーを取り外した後に再度該当PCに接続すると自動的にロックが解除され、パスワードを求められることなく、いつもの通りに使用できます。再度パスワードによるロック解除をしたい場合は、以下のように自動ロック解除の無効化をクリックします。
▼ ドライブのBitLoker暗号化が不要になった場合は、BitLockerを無効にするボタンをクリックし、ドライブの暗号化を解除します。
▼ BitLockerを無効にするまではある程度の時間が必要です。最初の暗号化にかかった時間より短いですが、今回USBメモリードライブの暗号化無効にかかった時間は11分ほどでした。
▼ 暗号化の無効化が完了したら、以下のようなメッセージが表示されます。これでドライブは暗号化が解除されました。
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