https://www.billionwallet.com > ハードウェア(Hardware) > インクジェットプリンターの印刷ができないプリンターの目詰まり解消法
インクジェットプリンターの場合、長年使っているうちに、突然印刷ができなくなったり、逆に長い間にほったらかされているプリンターの場合は、自然な印刷ができなくなることがあります。これを解決するために、多くの人はひたすらヘッドクリーニングをかけると思います。ちょっとした印刷不具合の場合は、大体これで直ることが多いと思います。
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印刷の不具合は、大体ノズルの部分にホコリなど不純物付着やインクが乾燥してしまい、それが目詰まりの原因になるかと思います。その結果、一切印刷ができない、特定の色だけが印刷できない、特定の行だけが印刷できない現象が起きてしまいます。
正直インクカートリッジの価格が高いため、純正のインクだけを使い続けるのは経済的に負担がかかりますね。昔は純正と比べて詰め替えインクの品質が悪いとか話もありましたが、経験上、最近はそうでもないような気がします。ただプリンターの寿命に影響を与えるかもしれません。
詰め替え用インクもそれなり品質が上がってきたので、目詰まりなどと直接的関連はないのではと個人的にそう思います。プリンターメーカーはプリンター本体より消耗品の販売で利益を出しているような感じがしますね。もちろん経済的に余裕がある人は純正品のほうがいいでしょう。
ただ詰め替え用インクの場合、使い切った純正品の空インクカートリッジに穴を開けてインクを流し込んで補充する形で使い続けるわけですが、さすがにインクカートリッジ本体の使用回数にも限度があるので、そのうち、インクカートリッジが駄目になってしまい、インクが十分入っていても印刷に不具合が発生します。
それを目詰まりかと勘違いしてヘッドクリーニングをかけたりしますが、この場合は、インクカートリッジの交換が必要です。あくまでも消耗品ですので。
プリンターメーカーのエプソンやキャノン、ブラザーのプリンターメニューはそれぞれ多少の違いはありますが、プリンターのノズルチェックやクリーニングなどのメニューは基本揃っています。例えば、以下は、Canon PIXAS iP2700の基本メニューです。
ここでは例として、プリンター型番「EPSON PX-1004」で説明します。まずどのぐらいのインク詰まりなのかを確認するために、1「ノズルチェック」を行います。
1印刷状態を確認するための一般的な方法として、「ノズルチェック」を行います。
以下のように、カラーとモノ黒の組み合わせパターンを印刷してみますと、真ん中の色(パターン)が印刷されずに抜けています。
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ノズルが詰まった場合に、最初に対処するのが2「ヘッドクリーニング」です。至って簡単です。「ヘッドクリーニング」ボタンを押すだけです。以下のように暫く作業が行われます。
「ヘッドクリーニング」を行う回数はインク詰まりの程度によりますが、数回クリーニングを行った後に再度「ノズルチェック」の印刷をしてみて、状態を確認していきます。
イング詰まりの症状が軽いプリンターの場合は、ノズルの改善が早いですが、なかなか解決できない場合は、繰り返し「ヘッドクリーニング」を行ってみましょう。結果、以下のように、真ん中の不良印刷がだいぶ改善できました。
それでもインク目詰まりが直らない場合、以下のプリンターヘッドのノズルにのこっている乾燥したインクなどをきれいに拭き取ることです。綿棒にお湯をつけて以下のノズル部分にて乾燥したインクや不純物などを除去していきます。これでだいぶ印刷状態がよくなると思います。
プリンター本体からプリントヘッドを取り外してノズルを掃除する場合は、プリンターヘッドの基盤を傷つけないように気をつけましょう。
再度ノズルチェックを行いながら、印刷の改善を図りましょう。
最終手段としては、プリントヘッド用洗浄液を使ってヘッドクリーニングを行う方法があります。市販の洗浄用カートリッジで数回ヘッドクリーニングを行うことで印刷改善の効果があるようです。
何よりプリンターのインク詰まりを予防するためには、プリンターを長く放置しないことです。あまり使用しないプリンターでも定期的にテスト印刷を行うことで、ある程度印刷の品質を保つことが出来ます。
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