https://www.billionwallet.com > インターネット(Internet) > Google Gmailのメールを暗号化して送信する
GoogleのフリーメールであるGmailは、割とセキュリティー対策に充実しているようです。例えば、Gmailのアドレスは《https://mail.google.com/~》になっています。このHTTPSは、WebサーバとWebブラウザの間の通信(データ転送)がSSLやTLSで暗号化されていることで、HTTPより安全性が保たれている状態を意味します。
暗号化によるデータ転送が行われていることでHTTPよりスピードの低下がちょっとデメリットなんですが、何より安全性優先を考えますとそれほど問題にはならないと思います。ここからはGmailにてメール送信する際に、メールの内容を暗号化し送信するツールとその方法を紹介します。
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下記のサイトにてメール暗号化のサービスを提供しています。結論から言いますと、Gmailのメール内容を暗号化し送信するとメール受取人がメールを開けて複合化のパスワードを入れると暗号化された本メールの内容が確認できるという仕組みです。
サービス提供サイト:https://encipher.it/
このサイトではAES暗号ツールを用いてメールの暗号化を行うサービスを提供しています。
AES (Advanced Encryption Standard)暗号とはアメリカの国立標準技術研究所(NIST)が2001年11月に提案した新しい暗号化アルゴリズムです。128bit以上の長い鍵を使って暗号化を高めています。
ここで一つ知っておくことは、メール暗号化に使うパスワードはメール差出人とメール受取人の間に事前共有キー(パスワード)を持つ必要があります。差出人が暗号化に使用したキー(パスワード)を受取人がメールを複合化する時に同じパスワードを使うのです。
このサイトでは、暗号化されたメールをGmailで送信するにあたっていくつかの方法があります。まず下図のように、Encrypt text online:相手に送るテキストメールをオンライン上で書きます。メール内容を書き終えたら、右下のEncipher Itボタンをクリックします。
次に、暗号化に使うパスワード指定画面が表示されます。Encryption Passwordボックスに任意のパスワードを作成し入力します。以下のShare online forにはメール保存期間を指定し、Encipher Itをクリックしメールの暗号化を行います。
下図のように、メールの暗号化が行います。
暗号化が終わると、下図のように数字とアルファベットが混在している暗号化されたメールが表示されます。メールの下にあるDecrypt it at https://encipher.itとは受取人がメールの複合化時に利用するURLそれでは完成したメールをGmailに送ります。Send to Gmailをクリックします。
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下図のように自動的にGmailの新しいメール作成画面が開いて、先ほど作成した暗号化されたメールがメール本文に貼り付けられています。
ここでToにメール受取人宛先のメールアドレスを入力し件名を入れて、送信ボタンをクリックし送信を行います。
ここからはメール受取人の作業となります。下図のように、Microsoft OutlookでGmailからのメールを受信してみました。
すると、下図のようにメール本文の中は暗号化されたメールで表示されています。ここからはメールの複合化を行い元のメール内容を確認してみましょう。
下図のように、暗号化されたメールをマウスドラッグしマウス右クリックでコピーを選択します。次に、本文の下にあるURLhttps://encipher.it/をクリックします。
メールの複合化を行うブラウザ画面が開きます。下図のテキストボックスに先ほどコピーしておいたメール本文をマウス右クリックし貼り付けを選択し、またはCtrl+Vのショートカットキーを使ってメールを貼り付けます。Decipher Itボタンをクリックします。
事前にお互いに約束した、暗号化時に使われたパスワードを入力しDecryptボタンをクリックしメール複合化を開始します。間違ったパスワードを入力しますとInvalid passwordのエラーメッセージが出てきます。
▼ 以下のように、暗号化メールが解除されメール差出人が送った元のメール内容が表示されます。
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