https://www.billionwallet.com > EXCEL > セルに@[アットマーク]、+[プラス]などの記号を入力する方法
Excelでは記号や特殊文字を入力したときに一部の記号がセルの先頭に位置する場合にエラーで認識されることがあります。ここでは@[アットマーク]のような記号の入力について紹介します。
@は単価やメールアドレスとしてよく使われていますが、@のみ単独入力では特に問題ありませんが、数字や文字との組み合わせでセルの先頭に@を入力した場合にエラーが発生します。その原因は@を文字列ではなく数式や関数と認識されるためです。
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▼ 例えば、以下のように単純に@1000と入力してみましょう。
▼ すると、以下のようにエラーメッセージが表示されます。
この数式には問題があります。...これを回避するには、先頭に単一引用符(')を入力します。
▼ Excel 2010の場合は、以下のエラーメッセージで表示されます。
▼ 他に、セルの先頭に+[プラス]を入力した場合は、+が非表示になる問題です。これは特にエラーではないですが、+を表示したい場合があります。例えば、以下のように-10 / +10と入力してみます。
結果、-10はそのまま表示されていますが、1+10の場合は+が消えて10のみ表示されてしまいます。
この問題を回避する一番簡単で素早く解決できる方法について紹介します。単純に@と+の先頭に半角の'[単一引用符:シングルクォーテーション]を付けて入力するだけです。
▼ 以下のようにそれぞれ1'@1000、'+10と入力しますと、@1000 / +10で求めた結果で表示されます。
上記の《'》方法では簡単で素早く表示できるメリットはありますが、例えばシートのすべてのセルに対応させるなど複数のセルに@と+の記号を入力する場合は、ちょっと面倒な対策です。その場合は、セルの表示形式の文字列で一括で対応することができます。
▼ 例えば、以下のように《A1》列のすべてのセールに@と+の記号を入力するとします。まず《A1》を選択した後に、1マウス右クリックし、コンテキストメニューから2セルの表示形式(F)...をクリックします。
▼ セルの書式設定画面の表示形式にて、1文字列を選択し、2OKボタンをクリックします。
▼ 結果、以下のように'を付けずに、@1000、+100 / -100と自由に入力できるようになりました。
他にも@+だけではなく他の記号も指定する場合はセルの表示形式のユーザー定義で一括で対応することができます。
▼ 例えば、以下のように《A1》~《F9》までのセールに@と+の記号を入力するとします。まず《A1》~《F9》までのセルを選択した後に、1マウス右クリックし、コンテキストメニューから2セルの表示形式(F)...をクリックします。
▼ セルの書式設定画面の表示形式にて、1ユーザー定義を選択し、右側の種類(T):のテキストボックスに2+;@_と指定します。ここでは《@》と《+》の両方入力できるように指定しました。3OKボタンをクリックします。
▼ 結果、以下のように'を付けずに、@1000とか+100 / -100と自由に入力できるようになりました。
+#: 例えば、+100と入力時に+記号の入力が面倒な場合は、ユーザー定義で+に《#》を付けることでセルに100のみ入力しても自動で+100と表示されるようになります。
▼ しかし、この場合に+#;@_と@_を一緒に指定することはできません。例えば、100入力で+100に自動で表示されますが、@1000と入力するとエラーメッセージが表示されてしまいます。
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