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【EXCEL】 1つの検索条件に一致する値を求める関数 COUNTIF

この関数は、指定された範囲内に含まれるセルのうち、指定された単一の検索条件に一致する値を返します。

特定の文字で始まるすべてのセルや、指定された数値よりも大きい数値または小さい数値を含むすべてのセルをカウントできます。複数の検索条件に基づいてセルをカウントする場合は、COUNTIFS関数を使用します。

書式

=COUNTIF(範囲, 検索条件)

※検索条件では、大文字と小文字は区別されません。 例えば、検索条件として文字列 "WINDOWS" を指定した場合と文字列 "windows" を指定した場合の結果は同じです。

COUNTIF関数の使い方

＜例1＞下記の表にて、「女性」は何名ですか?

関数の挿入【fx】ボタン をクリックします。

(1)　「性別」列の「=COUNTIF(B3:B12)：」求める範囲「B3」～「B12」を指定します。

(2)　検索条件として文字列「"女"」または「B4」（=COUNTIF(B3:B12,B4)）を選択します。結果「6」名となります。

＜例2＞下記の表にて、身長「170cm未満」は何名ですか?

この場合、まず対象になるのはD列「身長(cm)」で、条件検索の「170cm未満」は"＜170"となります。

＝COUNTIF(D3:BD12,"＜170")

▼　結果、4名となります。

＜例3＞下記の表にて、体重が「60kg以上」～「70kg未満」は何名ですか?

この場合、検索条件は「60kg以上」と「70kg未満」の２つになります。COUNTIF関数は１つの条件のみ値をかえします。複数の条件が求められる場合は、COUNTIFS関数を使います。

関連関数として、数値を含むセルだけを計算対象とする場合は、COUNT関数を使用します。他に、数値や文字列、スペース(space/" ")を含むセルだけを計算対象とする場合は、COUNTA関数を使用します。